出版社内容情報
覇者のギヤマンを手に入れた新三郎&魁だったが、新たな刺客が迫る。その裏では国を動かす大陰謀が蠢いていた。シリーズ第五弾!
山の一族と二手に別れた新三郎&魁は、秘宝、「覇者のギヤマン」を手に入れた。しかし新たなる追っ手の匂いを嗅ぎ付け、箱根のヤマダチの砦で迎え撃つ。その相手は浪人、商人、僧形の者らに加え、火縄を使わない謎の銃を持つ異形の巨人。一方、カムイの導きにより、北へ向かったオババと沙伎は仙台を過ぎ、さらに旅を続ける。物語は大団円を迎える直前の最終局面に入った! 大好評シリーズ大五弾。
内容説明
山の一族と二手に別れた新三郎&魁は、秘宝「覇王のギヤマン」を手に入れた。しかし新たな追っ手の匂いを嗅ぎ付け、箱根の砦で迎え撃つ。その相手は浪人、商人、僧形の者らに加え、火縄を使わない謎の銃を持つ異形の巨人。一方、カムイの導きにより、北へ向かったオババと沙伎は仙台を過ぎ、さらに旅を続ける。物語は大団円を迎える直前の最終局面に入った!好評シリーズ第五弾。
著者等紹介
中谷航太郎[ナカタニコウタロウ]
広島県出身、早稲田大学卒。作家、写真家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐々陽太朗(K.Tsubota)
73
このシリーズも物語がいよいよ佳境に入ってきた。「覇王のギヤマン」をめぐる動きがめまぐるしい。それにしても「覇王のギヤマン」がどういう意味を持つのか、カムイの意志は何を目指しているのか、相変わらず不明のままである。私の中で早く真実を知りたい欲求は沸点を超えた。そんな「早く続きを読ませろ」状態の中でこの終わり方、ずるいぞ中谷航太郎。この時点で次作を読まずにいられる読者はいるものか。はいはい、読みますよ。次は『シャクシャインの秘宝』、いよいよ完結編だ。 2015/08/11
優希
34
何だか自分の中で混乱してきました。今回は中途半端に終わっているからでしょうか。2024/02/15
hnzwd
29
シリーズ第五弾。秘宝を巡って狙われることになった新三郎、魁、倭太李。相変わらずの面白さです。スピード感は失わず、安定感出てきました。三人が強すぎて追い詰められるシーンがほとんどないのが唯一の欠点かな。。ラストシーンは、、早く続編を。2014/05/31
小雀✡ずーっと積読減強化月……
9
シリーズ第5巻。読み始めるまでに少し間があったので相関関係や成り行きを若干忘れてましたが、親切な作者が解説を交えて進行してくれたので助かりました(笑) 今までが『山の民スゲェ!』って感じだったので、今回は少しトーンダウンと言うか、常に移動しながらの激闘で何と言うか…『逃走中!』みたいなw しかし『神様のシナリオ』って…えぇ、そうなんだけどソレを言っちゃうと興醒めしてしまうんだよね。って感じたのは私だけでしょうか。2015/08/15
トールパパ
9
読了。倭太李の成長が著しい。続きに思いっきり期待をもたせる、ハラハラとした終わり方、消えたロボコフ。続編がとても気になる。2014/04/17