出版社内容情報
謎に包まれた大王・継体天皇。応神天皇の五世の孫(五世代目の孫)とした日本書紀は真実を語っているのか。ヤマトから遠く離れた越(福井県)から継体が連れて来られたのは何故なのか。二十年間、ヤマトに入らずに淀川周辺を彷徨っていた理由は。そして、本当に王朝交替はあったのか? 大胆な考証で古代史最大の謎・継体天皇の正体を明らかにし、分断された王朝の謎に迫る刺激的書下ろし論考。
内容説明
謎に包まれた大王・継体天皇。応神天皇の五世の孫(五世代目の孫)とした日本書紀は真実を語っているのか。ヤマトから遠く離れた越(福井県)から継体が連れて来られたのは何故なのか。二十年間、ヤマトに入らずに淀川周辺を彷徨っていた理由は。そして、本当に王朝交替はあったのか?大胆な考証で古代史最大の謎・継体天皇の正体を明らかにし、ヤマト朝廷成立の謎に迫る刺激的書下ろし論考。
目次
第1章 継体天皇という座標軸(なぜ応神から継体につながる系譜が途切れるのか;王朝交替を暗示する武烈紀の記事 ほか)
第2章 応神天皇(応神天皇そのものが怪しい;『日本書紀』がなぜ応神の正体を隠したのか ほか)
第3章 三つの王家の融合(歴史を抹殺する動機が八世紀の朝廷にはあった;山背(京都)に都がおけなかった理由 ほか)
第4章 継体天皇の正体(『上宮記』の謎;ホムツワケの母・狭穂姫と日本海 ほか)
著者等紹介
関裕二[セキユウジ]
1959(昭和34)年、千葉県柏市生れ。歴史作家、武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェロー。仏教美術に魅了されて奈良に通いつめ、独学で古代史を学ぶ。1991(平成3)年に『聖徳太子は蘇我入鹿である』でデビュー。以後精力的に執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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