出版社内容情報
歴史の闇に葬られた謎の王国・吉備。その正体は、物部氏だった! スリリングな知的紀行。日本で四番目に大きい、全長約350メートルの造山古墳。ヤマト大王家の巨大前方後円墳に匹敵する古墳を構築するほどの力を持ち、ヤマト建国に中心的役割を果たした吉備。瀬戸内海を制し、九州からヤマトに通じる流通を支配した古代吉備王国の存在は、なぜ歴史の闇に抹殺されてしまったのか。大胆な推理と綿密な分析で、古代史の常識を覆す知的紀行。『古代史謎解き紀行?瀬戸内編』改題
関 裕二[セキ ユウジ]
内容説明
日本で四番目に大きい、全長約350メートルの造山古墳。ヤマト大王家の巨大前方後円墳に匹敵する古墳を構築するほどの力を持ち、ヤマト建国に中心的役割を果たした吉備。瀬戸内海を制し、九州からヤマトに通じる流通を支配した古代吉備王国の存在は、なぜ歴史の闇に抹殺されてしまったのか。大胆な推理と綿密な分析で、古代史の常識を覆す知的紀行。
目次
第1章 日本史を変えた関門海峡(下関に行く前に香椎宮;隠れた穴場の博多住吉神社 ほか)
第2章 ヤマト建国と吉備の活躍(吉備の空は天邪鬼;その大きさに圧倒される鬼ノ城 ほか)
第3章 しまなみ海道と水軍の話(邪馬台国東遷を吉備が助けた?;日本の地理の特殊事情 ほか)
第4章 吉備の謎 物部の正体(山陽道の複雑な地形;海人の楽園・呉 ほか)
第5章 没落する瀬戸内海・吉備(突然お好み焼きが食べたくなって;お好み焼きは広島に限る? ほか)
著者等紹介
関裕二[セキユウジ]
1959(昭和34)年、千葉県柏市生れ。歴史作家。仏教美術に魅了されて奈良に通いつめ、独学で古代史を学ぶ。1991(平成3)年に『聖徳太子は蘇我入鹿である』でデビュー。以後精力的に執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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