出版社内容情報
略奪愛、異常性愛、腐れ縁……。芸術家による様々な恋愛、苦悩、葛藤。それぞれの人生模様、作品が織り成す華麗な物語を紹介。
略奪愛、異常性愛、腐れ縁……。芸術家による様々な恋愛、苦悩、葛藤。それを経て生まれる名作の数々。ピカソはなぜ愛人を次々と作り、ハーレムを構えたのか。ロダンとカミーユの宿命的な愛の行方は。なぜムンクの作品は不安に満ちているのか。それぞれの人生模様、作品が織り成す華麗な物語を、分かりやすく紹介する美術案内。『恋愛美術館』改題。
内容説明
純愛、悲愛狂恋、腐れ縁…。芸術家による様々な恋愛、苦悩、葛藤。それらを経て生まれる名作の数々。ピカソはなぜ愛人を次々と作り、ハーレムを構えたのか。ロダンとカミーユの宿命的な愛の行方は。なぜムンクの作品は不安に満ちているのか。それぞれの人生模様、作品が織り成す華麗な物語を、分かりやすく紹介する美術案内。
目次
ピカソ 性の修羅、愛の地獄―死を目前にした自画像が見ていたもの
モディリアーニ 悲恋の記念碑―瞳を描かぬ肖像画に画家が託したもの
ジェローム 芸術、それは美神との恋―印象派の天敵が描き上げた神話的接吻の名場面
ドガ 夜明けのカフェ、不幸の居心地―カメラ・アイがとらえた都市恋愛のなれの果て
ダンテとベアトリーチェ 忘れ得ぬ女―詩聖が永遠の恋人を見たフィレンツェの街角
マネとモネ 妻の面影、日傘の恋―妻を亡くした画家が顔を描かなくなった理由
ルノワール 芸術と青春の聖地―動かぬ指に筆を縛りつけた老巨匠の初恋
ムンク 吸血鬼、暗黒の恋―死者と生きていた画家の性愛のトラウマ
カミーユ・クローデル 狂恋の門―ロダンと若き愛人の愛憎のスペクタクル
モンマルトルの夜会 ミューズの涙―破壊の王ピカソが創造の女神に出会う時
モンパルナスの娘 愛の墓碑銘―偽りのモディリアーニ伝説が正される時
著者等紹介
西岡文彦[ニシオカフミヒコ]
1952(昭和27)年生れ。多摩美術大学教授。伝統版画技法「合羽刷」の数少ない継承者。日本版画協会、国展で新人賞受賞後、雑誌「遊」の表紙絵担当を機に出版の分野でも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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榊原 香織
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紅香