内容説明
ツライつわりはどうすればいい?厳しい体重管理は何のため?切迫流産になったら?むくみ対策は?逆子が治るツボ?産後に気分が晴れないのはなぜ?妊婦にありがちな悩みや疑問は「体の癖」を知れば解決できます。自然で主体的なお産を楽しむために、知って安心の中医学の知識を伝授。妊娠中に使える漢方薬や食材、中医学の診療が受けられる病院や鍼灸院のリスト付き。
目次
プロローグ 妊娠したがる体
第1章 みごもった体
第2章 妊娠している体
第3章 産みたい体
第4章 バランスのいい体
エピローグ 再び妊娠したがる体
著者等紹介
高島系子[タカシマケイコ]
1961(昭和36)年生まれ。広告制作会社、編集プロダクション勤務を経て、’88年にライターとして独立。’92(平成4)年から中医学(東洋医学)に関する取材を続け、女性誌、専門誌等に執筆する。’99年に出産したのち、妊娠・出産に関わる人々に中医学を伝える活動をスタート。中医学の知恵を活かした食のワークショップなども行っている。2008年よりシンガポール在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
A Y
8
古本屋で手に取りエッセイかと思ったら、東洋医学の中でも中国の中医学による妊娠時の問題対策。見慣れない漢方の名前がたくさん。しかも禁忌の漢方もあるので無知では手を出せない。しかし中医学の病院がこの片田舎では身近にない。よって、本書で学べるのは気や血の流れに気を付ける生活。つまり、ストレスなく穏やかな気持ちで、偏らない食生活と適度な運動を心がける。結局期待していたなぜ太ってはいけないのかの結論はよくわからん。ネットで調べた方が早い。ただ「なぜなのか」を自分で理解することが大事、ということらしい。2018/05/29
ぐるり
1
タイトルで損してる気がするが良本。薬膳の先生に勧められて読んだ。中医学の観点から妊娠のことが書いてある。バランスのとれた生活をしましょう、という当たり前の結論。その当たり前すぎる結論がいいのよね。2015/06/27
ツキノ
1
単行本でじっくり読んだのだけれど、改訂された文庫版も読む。良書。2014/03/05
ripurou
1
ライターさんが中医学の視点から、妊娠+女性の身体について語っている本。西洋医学の視点を取り入れつつ、そこではカバーできない部分をわかりやすく説明。漢方や鍼灸だけでなく、自分でできる心身のケアについて、提案するような印象。こういう本て、あるべき論のものが多いけど、とても気持ちよく読めました。2012/01/22
ポンチョのぶこ
0
「太る」と「体重が増える」とでは意味が違う。体の中でどういうことが起きていて、その結果の「体重増加」であるかを考えるのが大事。2013/08/12