新潮文庫<br> おくることば

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おくることば

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101349428
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

小学六年生のユウたちは、先生から厳守するよう言われたルールを体育館裏でこっそり破る――。中学校入学式までの忘れられない日日を描いた書下ろし作品「反抗期」ほか、宇宙人への自己紹介について頭を悩ませる「星野先生の宿題」 などの小説、早稲田大学のゼミでの思いをつづった「夜明けまえに 目がさめて」など、「作家」であり「せんせい」である重松清から、今を生きる君たちにおくる6篇。

内容説明

小学六年生のユウたちは、先生から厳守するよう言われたルールを体育館裏でこっそり破る―。中学校入学式までの忘れられない日日を描いた書下ろし作品「反抗期」ほか、宇宙人への自己紹介について頭を悩ませる「星野先生の宿題」などの小説、早稲田大学のゼミでの思いをつづった「夜明けまえに目がさめて」など、「作家」であり「せんせい」である重松清から、今を生きる君たちにおくる6篇。

目次

2020年のせいくらべ
夜明けまえに目がさめて
おくることば
反抗期
ステラ2021
星野先生の宿題

著者等紹介

重松清[シゲマツキヨシ]
1963(昭和38)年、岡山県生れ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。’91(平成3)年『ビフォア・ラン』でデビュー。’99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、同年『エイジ』で山本周五郎賞を受賞。2001年『ビタミンF』で直木賞、’10年『十字架』で吉川英治文学賞、’14年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞を受賞。現代の家族を描くことを大きなテーマとし、話題作を次々に発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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こーた

150
けっこう忘れてるな、という感想がまず浮かぶ。作家の見たコロナ禍の記録。僕は作者と20年、彼の教え子たちとも20年、歳が離れていて、ついでに云うと僕の子どもはその若者たちからさらに20歳、年が下だ。それほど隔たっていると、おなじ場所に立っても、見える景色は(忘れるというより)そもそも全然ちがっているのかもしれない。そのことに愕然とする。収録作中、ほとんど唯一の小説「反抗期」がよかった。が、おなじトーンで語られるエッセイは驚くほど浅はかで、ほとんど何も言っていない。文体がテーマに合っていないようにおもえた。2023/08/03

夜長月🌙@読書会10周年

78
重松清さんが早稲田大学の先生をしているとは知りませんでした。ゼミの学生は全員で40名。そして私たち読者に41人目の学生として呼びかけてくれています。コロナ下で不自由な思いをする学生に寄り添い言葉を届ける。思っているだけでは伝わらない。言葉にし文字にしてこそ、つながりができていきます。 2023/09/09

ジュン

75
2020年に国内でCOVID19 が確認されて、未知のウィルスと闘い続けた日々を大学でゼミを受け持ってる作者が日記形式で書いている冒頭の作品では、読者の私もゼミ生の一人として、重松先生の投げかけて来る問いに答えを探し、こんな筈じゃなかった大学時代を過ごしてるゼミの仲間?に思いを馳せたりできました。卒業生に向けたおくることばは言葉の宝箱の様。何度も折りに触れ読み返したい。でも傑作は何と言っても巻末にあった小中学生向けの作品。読んだ子供達が様々な事を話し合ったり、気付きを貰える素晴らしい作品だと思いました。2023/12/03

sayuri

75
「2020年のせいくらべ」「夜明けまえに目がさめて」「おくることば」「反抗期」「ステラ2021」「星野先生の宿題」ショートショートや短編、エッセイなどを纏めた6篇収録。大半は重松さんが教鞭を取る早稲田大学のゼミ生との交流が描かれる。コロナ禍真っ只中に学生時代を過ごし、たくさんの事を我慢した生徒達。彼らの辛い気持ちに寄り添い心のこもった言葉を送り続ける重松さんの姿勢に胸が温かくなる。重松さんが病気を患っておられた事を本書で初めて知った。どうか身体に気をつけて、これからも素敵な作品を届けてくださいますように。2023/09/04

ピース

75
コロナ禍に関する話と作者自身が大学で教える実体験の話。ニュースとかで見聞きはしたが、特に地方から東京に出てきた大学生にとってコロナ禍は想像を絶するツラさだっただろう。作者はそんな学生と直接会っているからこそ彼らに何かを伝えたかったんだろう。こんな先生の舌で学べた学生にとっては少なからず救いになったことだろう。2023/07/24

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