内容説明
誰もが漠然とした生きにくさを抱える現代社会。こんな状況だからこそ、あえて仏教をおすすめします。日常生活を再点検し、苦を生み出す原因を知る。「世間」や「私」といった枠組みを相対化する。無執着をめざし、極端を避ける…などなど、仏教の知見は今すぐ活用できて、より良く生きるために必要なものばかり。気鋭の宗教学者にして僧侶である著者による、目からウロコの仏教案内。
目次
第1章 自我のバブルは続いている―いきなりはじめる仏教生活への手順その1 苦しみのメカニズムを理解する
第2章 宗教の本質について考える―いきなりはじめる仏教生活への手順その2 正解なき問いに繰り返し喰らいつく
第3章 出世の回路が聞く道筋―いきなりはじめる仏教生活への手順その3 あとはただ仏教が好きになるのみ
第4章 「十牛図」で生きるプロセスをイメージする
第5章 「二河白道」で仏の呼び声を聞く
第6章 あなたは仏教を知っている
第7章 仏教を“聞く”、仏教を“感じる”
著者等紹介
釈徹宗[シャクテッシュウ]
1961(昭和36)年大阪府生れ。浄土真宗本願寺派・如来寺住職。兵庫大学教授を経て、相愛大学教授。専門は宗教思想。学術博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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