新潮文庫<br> 流転の海 読本

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新潮文庫
流転の海 読本

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  • サイズ 文庫判/ページ数 247p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101346779
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0195

出版社内容情報

宮本輝畢生の大作「流転の海」は実に37年の歳月をかけて全九巻で完結した。松坂熊吾、房江、伸仁、三人の戦後20年間を描いたこの大河小説には、実に1500人を超える人物が登場する。この物語の世界に調査の達人・堀井憲一郎が果敢に挑む。熊吾・房江両家の系図、それぞれの前史、舞台の地図、各巻あらすじ、主要人物370人の紹介、人物相関図等……。未曾有の文学的感動のお供に必携の一冊。

内容説明

宮本輝畢生の大作「流転の海」は実に37年の歳月をかけて全九巻で完結した。松坂熊吾、房江、伸仁、三人の戦後20年間を描いたこの大河小説には、1500人を超える人物が登場する。この物語に調査の達人・堀井憲一郎が果敢に挑んだ。熊吾・房江両家の系図、それぞれの前史、舞台の地図、各巻あらすじ、主要人物388人の紹介、人物相関図、年齢早見表等…。未曾有の文学的感動のお供に必携の一冊。

目次

家系図
「流転の海」の舞台
松坂熊吾の前半生
房江の前半生
伸仁の二十年
あらすじ/人物相関図/主要登場人物紹介
何度も登場しないが、印象に残る人たち
主要登場人物年齢早見表
逆引き昭和各年は文庫のそれぞれ何巻か

著者等紹介

堀井憲一郎[ホリイケンイチロウ]
1958(昭和33)年、京都市出身。早大卒。高校では落語研究会、大学では漫画研究会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

155
第一部を読んだのはいつだったか・・無事に完結の第九部『野の春』を読み終えた時は感無量だった。何度も突き放したい熊吾ではあったけれど、どうしても見捨てられない男の一生。房江と伸仁、長い家族の物語でもあった。隅々までの記憶は忘却の彼方(読メ物忘れ部)ではあるけれど、読本として本棚に置きたい。2022/01/16

しょうじ@創作「熾火」執筆中。

23
【1回目】人物名鑑部分は手を付けず、あらすじ部分を読んで「読了」扱いとした。宮本氏本人を模している伸仁とは、ちょうど入れ替わるようにぼくが生まれてきているので親近感が湧いている。伸仁が20歳になるまでの昭和史を描いた長編のよきガイドブックであると思う。2022/01/13

まさおか つる

22
『流転の海』シリーズの世界は、とても宏大で力強く、とてもリアルで生き生きとしています。細部にとても心配られた物語だからこそ作り上げられたひとつの世界だとおもいます。/おそらく一人ですべてを記憶することはむずかしそうなこの長大なドラマをより楽しむため、事典的にも、備忘のためでも、ただの懐古のためでも、当書をお使いくだされば幸いです。2022/04/07

ちゃま坊

22
大河小説の読書作法には登場人物と場所と時代背景のメモが必須である。それを調べるフリーライター堀井憲一郎氏が代わりにやってくれていた。これは便利。読本ができるということは、この小説の世界にハマるファンが多いということ。名作ということ。2021/09/21

♪ぶるぼん

11
すごい!すごいの一言に尽きる。 流転の海に登場した人物の紹介文がものすごく濃い。詳細に書いてあるので、読んで忘れてたことを思い出したりしました。これはファンならたまらない1冊だと思う。また各巻のあらすじも書いてあるし、相関図まで載ってるので、先にこちらをちらっと見てから本編を読むのもありかもしれません。 本編の感想を投稿した時にご紹介された本なのですが、コメントありがとうございました!2023/12/06

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