新潮文庫<br> 青春ピカソ

個数:

新潮文庫
青春ピカソ

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年06月22日 12時34分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 161p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101346212
  • NDC分類 723.36
  • Cコード C0195

出版社内容情報



岡本太郎[オカモト タロウ]
著・文・その他

内容説明

二十世紀の巨匠・ピカソに、日本を代表する天才・岡本太郎が挑む!フランス留学時におけるピカソ絵画との衝撃的な出会いを冒頭に、スペイン時代から青の時代、キュービスム、そして「ゲルニカ」に到る、作品的変遷を辿りながら、その芸術の本質に迫る。さらに南仏ヴァロリスのアトリエを訪ね、ピカソ本人と創作について語り合う。熱い愛を込めてピカソを超える、戦う芸術論。

目次

ピカソ発見
ピカソへの挑戦
ピカソ芸術の本質
ピカソの作品
青春ピカソ
ピカソとの対話

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

れみ

111
岡本太郎さんによる、ピカソ作品との出会い、ピカソの足跡と芸術性についての考察、ピカソとの対面、対談の様子をまとめた本。私のなかにある岡本太郎さんって、子どもの頃に見たテレビで「爆発だ!」とか言ってるちょっと面白いおじさんという感じだったけど、作品や人柄が分かるものに触れる機会が増えるにつれて変わってきたんだけど、この本を手に取ったことで、内容的には難しい部分もたくさんあったものの、文章による表現力とか芸術に対する思いとか、新たに知ることができて良かった。2018/12/23

chimako

101
そこにあるものを一度バラバラにして組み立て直したようなピカソの作品の数々。子どもの頃に観たそれらは全く上手いのか下手なのか分からない、理解の範疇を越えたところにあった。学生のとき、美術館でピカソのデッサン(生)を観たことがある。これがどうしたらあの絵になるのか……天才は分からない……それが感想だった。岡本太郎もまた天才だった。ピカソの素晴らしさに居ても立ってもいられないのが伝わってくる。気さくなピカソと真剣な太郎の逢瀬の場面をもっと読んでみたかった。太郎の喜び溢れる心情も。2018/04/09

s-kozy

80
素晴らしい。岡本太郎によるピカソ礼賛の書。「天才は天才を知る」とはこのことかと思う。二人とも瑞々しく先鋭的な感性を持ち、感じたことを絵や造形にして表現することができたんだなぁ。岡本太郎がピカソの偉大さを紹介することによって、実は「なぜ芸術家・岡本太郎が存在するのか」が分かるようになっている。つまりこれは「青春ピカソ」というタイトルの「岡本太郎の青春」なのだろう。太郎がピカソに会いに行く章は実に感動的。2018/03/30

keroppi

69
川崎市岡本太郎美術館に行った時に、ミュージアムショップで購入した。岡本太郎は、ピカソの絵に出会った時に涙してしまう。それは、鑑賞者としての目ではなく、創作者としての目なのだ。そして、ピカソ本人とも出会う。この本は、ピカソ論でもあるが、岡本太郎の青春記でもある。みずみずしい感性が溢れたアート本としての傑作だと思う。2025/04/14

なる

59
岡本太郎に対しての印象はとにかく「GJTHBKHTD」と語るインパクトの強い人、というイメージを個人的に持っていた。アクの強い両親の元で独自の感性を爆発させて、理論的というより感情で作品を作るという感じだろうか。世間一般の言葉とか通じないような。それが本書を読んで全く誤っていたことを思い知らされる。ピカソの作品に出逢ってからの自身の作風の確立、ピカソへの挑戦、といったアンビヴァレントな感情が余すことなく「理知的に」綴られていて、一種のピカソ論とでもいうべきだろうか。後半のピカソとの対面もまた微笑ましい。2022/01/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/525016
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品