出版社内容情報
たとえ治る見込みがなくとも、罪人であったとしても、その命はすべて尊い――。若き青年医師の奮闘を描く安住版「赤ひげ」青春譚。
たとえ治る見込みがなくとも、罪人であったとしても、その命はすべて尊い――。長い長い坂を登り切った先に位置する小石川診療所。身寄りがなく、弱い立場に置かれた人間が集まるこの場所で、医師・高橋淳之祐は日々奮闘していた。ある日入所した老人の秘められた人生が淳之祐の父の死の真相を明らかにするとき、彼の前に進むべき道が現れる。爽やかな感動を呼ぶ「赤ひげ」青春譚。
内容説明
たとえ治る見込みがなくとも、罪人であったとしても、その命はすべて尊い―。長い長い坂を登り切った先に位置する小石川養生所。身寄りがなく、弱い立場に置かれた人間が集まるこの場所で、医師・高橋淳之祐は日々奮闘していた。ある日入所した老人の秘められた人生が淳之祐の父の死の真相を明らかにするとき、彼の前に進むべき道が現れる。爽やかな感動を呼ぶ「赤ひげ」青春譚。
著者等紹介
安住洋子[アズミヨウコ]
1958(昭和33)年、兵庫県尼崎市生れ。’99(平成11)年、「しずり雪」で長塚節文学賞短編小説部門大賞を受賞。2004年、中短編集『しずり雪』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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