出版社内容情報
新発見の『日記』をもとに、GHQ占領時代の政治裏面史とパケナム記者の謎に迫る!
占領時代の歴史を追う著者が発見したニューズウィーク東京支局長パケナムの『日記』。そこから見えてきたのは知られざる戦後日本の深層だった。昭和天皇と米政権の中枢を非公式ルートでつないだ男たちが水面下で描いた「影のシナリオ」とは何か……。日本政治の裏面と英国人記者の数奇な人生を徹底追跡した本格ノンフィクション! 『昭和天皇とワシントンを結んだ男』改題。
内容説明
占領時代の歴史を追う著者が発見したニューズウィーク東京支局長パケナムの『日記』。そこから見えてきたのは、知られざる戦後日本の深層だった。昭和天皇と米政権の中枢を非公式ルートでつないだ男たちが水面下で描いた「影のシナリオ」とは何か…。日本政治の裏面と英国人記者の数奇な人生を徹底追跡した本格ノンフィクション!
目次
第1章 鳩山邸を訪ねる英国人記者
第2章 マッカーサーに嫌われた男
第3章 占領された日本への再入国
第4章 「昭和天皇の側近」松平康昌
第5章 フリーメーソンへの誘い
第6章 天皇の伝言とパケナム邸の夕食会
第7章 鳩山一郎とダレスの秘密会談
第8章 マッカーサー解任と日本の独立
第9章 岸政権誕生のシナリオ
第10章 パケナム追跡
終章 多磨霊園に眠る
著者等紹介
青木冨貴子[アオキフキコ]
1948(昭和23)年東京生れ。作家・ジャーナリスト。’84年渡米し、「ニューズウィーク日本版」ニューヨーク支局長を3年間務める。’87年作家のピート・ハミル氏と結婚。ニューヨーク在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Majnun
sasha
はわわ二等兵
Yoshito Tsujii
ka-ko