内容説明
豊かすぎる胸は熱く火照り、女の口元から洩れる苦しげな喘ぎ声は、いつしか官能に打ち震える歓喜の甘い吐息に変わった―。兄嫁と予備校生、キャバ嬢とウリセン、弁当屋のバイト主婦と青年…男と女が肉体を重ねて、互いの欲望をぶつけ合う。身体の芯が疼き、快楽に蕩けていく。ようこそエロスの王国へ。あらゆる欲望を奔放に解き放つ、官能小説の傑作七編を収録。文庫オリジナル。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
巨峰
65
7人の作家さんによる官能小説集なんだけど、なんだかノーマル過ぎてもう一つでした。底が浅いというかエロ足りないというか。そんな中でも唯一鹿島茂さんのは別格。ミステリアスで恥ずかしい小説でしたwそんなとこアップにしないでー2017/07/09
りゅう☆
48
石田衣良さんの「sex」や重松清さんの「愛妻日記」などは、同じ官能小説でも物語の中に感動が見いだせたけど、この七つのアンソロジーは本当にただ欲望、快楽のみの世界って感じ。まあ、あらすじ参照で「ようこそエロスの王国へ」がぴったりな小説。2014/09/29
♡手乗りタイガー♡
14
櫻キ充さん、早瀬まひるさん、白銀純さん、山崎マキコさん、睦月影郎さん、内藤みかさん、鹿島茂さんの7人の作者さんによる…官能小説!ってか!あらすじはほとんど読んで買ったんやけど…んまー凄かった中身!ww官能とか初めて読んだもの!こんなんなんやーすごい!って感想やけど、ウリセンの男の子の頭の回転やばすぎやろ!w相手のほしい言葉を瞬時に考えてその場の空気を作ってだんだん罠にはめてゆく…そんな技術もってたら本当どの職業でもやってけそうwあたしが一番好きな作品は山崎マキコさんの「蜜のたくらみ」☆やっぱあたしあるある2013/05/29
ピロ麻呂
11
これは官能小説というかポルノ小説^_^; 恋愛より性的な表現が多く、その文章での表現が多彩…ある意味感心しました(//∇//) 電車の中で少し読んで、すぐに本を閉じました(°°;) 2015/05/16
とも
8
息抜きで読んだつもりが「罪隠しの川」は充分読みごたえがあったなぁ。うん、面白かった。2015/07/12