内容説明
うつ―それはストレスを抱えきれなくなったとき、誰もが陥ってしまう状態のこと。近年、うつ病になる会社員が増加している。精神科産業医として、多くの患者を援助し、職場環境の改善に努めてきた著者が、予防・早期発見・職場復帰のためのアドバイスを具体的に記す。心がふさぎ悩んでいるあなた、そして社員を大切に思う全ての経営者と管理職に読んでほしい、医療エッセイ。
目次
序章 会社で心を病む人たち
第1章 心のメカニズム
第2章 なぜ会社で心を病むのか
第3章 現実とのミスマッチ
第4章 精神科産業医の処方箋
第5章 心のホットライン
第6章 もう会社で心を病ませない
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ああああ
9
主治医(だいたい内科医)VS産業医(専門の精神科医)という、よくある対立「ではない」ところが良いと思う。誰かを悪者にすることはしない。あくまで会社で心を病んでしまった人、のことを考える著者の松崎さんの大きさを感じた。いまや誰にでも起こりえることだし、排除するのではなく受け入れ、快方に向かわせるために少しでも出来ることがあるのだと前向きになれる。2017/02/17
くらげ@
7
(☆☆☆☆)会社でのメンタルヘルスについて。事例や文章が語り口調のため読みやすく参考になりました。購入しようかな。2013/04/09
yuuuming
6
参考になる部分も多かったけど、作者の「オレがやっとることはこんなに正しくてすごいんや!」ドヤァ なところがかんにさわってしょうがなかった。2012/05/29
ポンコツ太郎
5
このような精神科産業医がいればいいなぁ、とつくづく感じた。実際、大手企業以外の産業医はメンタルヘルスについては飾り物のような気がする2018/02/20
kyoh
5
うつ病患者100万人の時流を背景に、またこういった新刊が出ていて、目にとまった本。 企業内に、職場環境にも目の届く精神科産業医を配置して、中間管理職や人事部員を介入させながら、精神不調をもつ社員がスムーズな職場復帰を果たせるまでをサポートする重要性や具体例が示されています。 治療だけに重きを置かず、予防という観点をも取り込める社内体制の推進、職場環境改善のためのアプローチなどの提案は、働きながら病に悩む人にとっては理想的。 こういう考えを柔軟に取り入れられる会社であれば、そもそも健全度は高い会社でしょうね2010/09/15
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