出版社内容情報
言い訳――窮地を脱するための説明で、自分をよく見せようとする心理が働くので、大方軽蔑の対象になる。しかし文豪たちにかかれば浅ましい言い訳も味わい深いものとなる。二股疑惑をかけられ必死に否定した芥川龍之介。手紙の失礼を体調のせいにしてお茶を濁した太宰治。納税額を誤魔化そうとした夏目漱石。浮気をなかった事にする林芙美子等、苦しく図々しい、その言い訳の奥義を学ぶ。
内容説明
言い訳―窮地を脱するための説明で、自分をよく見せようとする心理が働くので、大方軽蔑の対象になる。しかし文豪たちにかかれば浅ましい言い訳も味わい深いものとなる。二股疑惑をかけられ必死に否定した芥川龍之介。手紙の失礼を体調のせいにしてお茶を濁した太宰治。納税額を誤魔化そうとした夏目漱石。浮気をなかった事にする林芙美子等、苦しく図々しい、その言い訳の奥義を学ぶ。
目次
第1章 男と女の恋の言い訳
第2章 お金にまつわる苦しい言い訳
第3章 手紙の無作法を詫びる言い訳
第4章 依頼を断るときの上手い言い訳
第5章 やらかした失礼・失態を乗り切る言い訳
第6章 「文豪あるある」の言い訳
第7章 エクスキューズの達人・夏目漱石の言い訳
著者等紹介
中川越[ナカガワエツ]
1954(昭和29)年、東京生れ。中央大学文学部を卒業後、雑誌・書籍編集者を経て執筆活動に入る。手紙に関する著作が多く、古今東西、有名無名を問わず、さまざまな人物のものを広く閲覧し、そのあり方を探求しつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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