出版社内容情報
日本人の平均寿命は延び続けており、80歳を超えた。だが、どんなに寿命が長くなっても、人間には必ず死が訪れる――。自分の死と他人の死は何が違うのか。親しい人の死にどう向き合っていけばよいのか。定年後の生き方、理想の最期、墓、葬儀、時代を超え残っていく建築など、知の巨人二人が死について縦横無尽に語り合う。文庫化に際して特別対談「これからの日本人の死生観」を増補。
内容説明
日本人の平均寿命は延び続けており80歳を超えた。だが、どんなに寿命が長くなっても、人間には必ず死が訪れる―。自分の死と他人の死は何が違うのか。親しい人の死にどのように向き合っていけばよいのか。定年後の生き方、理想の最期、葬儀、墓、時代を超え残っていく建築など、知の巨人二人が死について縦横無尽に語り合う。文庫化に際して特別対談「これからの日本人の死生観」を増補。
目次
第1章 自分は死んでも困らない
第2章 年を取った男はさすらうべきだ
第3章 『方丈記』から考える
第4章 時間を超越する歌舞伎座
第5章 日本人とキリスト教的死生観
第6章 人が死んだ後も残る「舞台」が都市に必要だ
第7章 これからの日本人の死生観
著者等紹介
養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937(昭和12)年、鎌倉生れ。解剖学者。東京大学医学部卒。東京大学名誉教授。’89(平成元)年『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。新潮新書『バカの壁』は大ヒットし2003年のベストセラー第1位、また新語・流行語大賞、毎日出版文化賞特別賞を受賞した
隈研吾[クマケンゴ]
1954(昭和29)年、横浜生れ。建築家。’79年東京大学大学院建築学科修了。コロンビア大学客員研究員、慶應義塾大学教授を経て、2009(平成21)年より東京大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あすなろ
canacona
来未
びぃごろ
きょん