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新潮文庫
ナガオカケンメイの考え

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  • サイズ 文庫判/ページ数 389p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101306216
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0176

内容説明

「かっこいいけど、乗ったら『ふつう』な車より、かっこはまあまあで乗ったらすごいという時代ですよね」。新しいものが生まれては淘汰され、見映えばかりが重視される時代だからこそ、長く使い続けてほしい物を復刻しリユースする。地元の人しか知らない良質の物を置くショップを増やしていく―「人」と「物」を結ぶ活動を展開する異色デザイナーが語る、仕事へのヒントが詰まった日記。

著者等紹介

ナガオカケンメイ[ナガオカケンメイ]
D&DEPARTMENT PROJECT代表。1965(昭和40)年北海道生れ。’90(平成2)年、日本デザインセンター入社。原デザイン研究所設立に参加。’97年、日本デザインセンターを退社し、ドローイングアンドマニュアルを設立。2000年、東京・世田谷に、デザインとリサイクルを融合した「D&DEPARTMENT PROJECT」を開始。’02年より、「60VISION」(ロクマルビジョン)を発案し、60年代の廃番商品をリ・ブランディングするプロジェクトを12社と共に進行中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Teppei Tsujiyama

14
だいぶ考え方の基礎が自分と異なるので理解するために、ちょっとづつ読んでいこうとゆっくり読んだ本。素直に言いたい事を書いてるので、ゆっくり読むのに適していた。その意味で良書。感想としては坂口安吾とか好きそうな人。体験をとても大事にするし、そこから表現される事しか信頼しない。ただ困るのは体験を重視し過ぎると、何を体験するかの取捨選択をどうするのか?という問題がある。本人に会う機会があれば選択の判断方法論、優先順位を聞いてみよう。2015/01/27

masayasu

8
先日D&DEPARTMENTに行った時にこの本がショップにディスプレイされていてこの本と出会う。 ショップについては2Fにリサイクル家具や食器、雑貨が品揃えされており1Fはカフェとなっている。ショップについては古きよいものを継承しつつ新しい情報を発信しているという印象。ナガオカさんの仕事や生き方についての考え方について書いている本。 ●仕事は社会のためにする●挑まないと「経験」というものは手に入らない●黒ひげ危機一髪は実は刺した方が勝ち等ナガオカさんの考え方が参考になりました。2017/10/29

ぺーいち

6
プロ意識について、相当こだわりのある人だなあ。抜き身で迫る率直な言動に心打たれるか、反発を覚えるかは、読み手のテンション次第。余談ですが、元上司・原研哉さんによる「カワウソのような顔」との評には、思わず吹き出してしまいました。2011/09/13

ゆうじぃ

4
再び読んだ。いろいろ忘れかけていたことを思い出させてくれた。こんな一冊もあっていい。と、思う。2019/07/18

ゆうじぃ

4
示唆に富んだ色々な話があってよかった。2017/02/11

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