内容説明
25歳の誕生日に春霞に沈んだプールでひとり泳ぐ美佐子。全身の感覚で水と光と風を楽しむ彼女の、プールの底に映る影は、いつもの冷静そうな影。心の動揺などまるで感じさせず、彼女の動きをそのとおりに映していた。周りのだれもが揺れ動いている時にも、あくまでもクールな美佐子。春から夏へと移る季節のなかで、いま静かに始まる彼女の、そしてあなたのためのラヴ・ストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
chiru
53
片岡義男さんの本にはまっていた当時、一番好きだった本。バイクに乗るクールな男性がかっこよくて『彼のオートバイ彼女の島』から始まってたくさん読んでた。 この本で意外だったのはトンネル玉突き事故に遭遇するシーンがあったこと。 バイクじゃなく車にいて巻き込まれるところは鳥肌級に恐かったし、冷静でなくては助からないと思った印象深い作品。 まだ実家に置いてあるので、今度読み返そうと思う。★52018/01/27
マッサー
18
独特な世界観。描写がきれいすぎて、男性作家の作品とは思えない。❗️❕❕❕❕2019/03/31
カニ
13
『ドアのなかは喫茶店だった。コーヒー豆の選定と焙煎、そしてコーヒーのいれかたと最終的な味に関して、厳密さをきわめていることで知られた店だった。』今はなき“大坊珈琲店”をイメージした描写とのことです♪『片岡本』はやっぱりコーヒーが似合いますね☆2016/12/09
りんご
3
角川文庫の片岡さんと少し違った雰囲気 それは時代が進んだせいか・・・2022/01/20
meg
1
よかった。描写が爽やかな朝です。2022/10/01
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