内容説明
私たち日本人の生活になくてはならない漢字。毎日使っていながら、どうしてその形・意味になったのかは、なかなか知られていません。複雑で難しそうに見える世界には、一体何が隠されているのでしょうか?この本は、漢字学の第一人者白川静さんの文字学体系を基に、古代文字やイラストを使い、成り立ちをわかりやすく紹介します。学校とは全く違う楽しい漢字の授業の始まりです。
目次
「手」をめぐる漢字
「足」をめぐる漢字
「人」をめぐる漢字
「示」をめぐる漢字
「申」をめぐる漢字
「〓(ぎふのふ)」をめぐる漢字
「余」をめぐる漢字
「辛」をめぐる漢字
「文」をめぐる漢字
「目」をめぐる漢字
「臣」をめぐる漢字
「犬」をめぐる漢字
「矢」をめぐる漢字
「其」をめぐる漢字
「衣」をめぐる漢字
「羊」をめぐる漢字
「隹」をめぐる漢字
「虎」と「象」をめぐる漢字
「真」をめぐる漢字
「可」をめぐる漢字
「才」をめぐる漢字
著者等紹介
小山鉄郎[コヤマテツロウ]
1949(昭和24)年群馬県生れ。一橋大学卒。’73年共同通信社入社。川崎、横浜支局、社会部を経て、’84年から文化部で文芸欄、生活欄を担当。現在、同社編集委員兼論説委員
白川静[シラカワシズカ]
1910‐2006。福井県生れ。立命館大学卒。立命館大学教授を務めた。漢字研究の第一人者で文化勲章受章者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
saga
38
小学生の頃に買ってもらった字典にあった山や川の漢字の基となった象形文字やイラストを思い出す。甲骨文字から進化した漢字を研究し体系化した白川氏は偉大だ。本書は大人から子どもまで楽しめる漢字のルーツを知る本だ。死や呪術に関する漢字が多く解説され、それらの多くに使われている□が、口(くち)ではなく祝詞を入れる入れ物(さい)に由来するというのは新鮮な説明だった。2015/02/14
けやき
35
漢字の体系的な理解ができて、面白かった。2016/11/26
tokko
15
漢字を甲骨文や金文にまで遡って考えると、多くのものが見えてくる。本来漢字には神霊的な意味合いを持つ文字や軍事的な意味合いを持つものが多かったこと、変化の過程で本来の意味が読み取れない形に変わってしまったこと(中国の簡体字はもっと意味がわかりにくくなっているだろうなぁ)など興味深い話がたくさん掲載されている。これから漢字を見るときに、単なる記号としてではなく、その成立過程にまで思いを馳せる時間がほんの一瞬でも増えるといいなあ。2021/08/14
ももたろう
15
日本語が漢字と出会うことで様々な概念化が可能になったことや、漢字の成り立ちの原点には神や祈りがあることなど、非常に勉強になるし、楽しい。「へぇ〜、すげぇ〜」の連発だった。さらにイラスト入りで分かりやすいから、再読に便利。白川静の確かな教養と、巨大な気概によって、私たちが普段使っている漢字を深い理解へと導いてくれる好著。白川静関係の本を、もっと読みたいと思った。「漢字」を学ぶことが、私の興味関心の一つになった。文章読むときに、特に文学を読み進める時には、必ず漢字に触れるから、ちょうど良い。2016/03/28
とうゆ
15
古代文字を読み解くことにより、漢字の元々の意味を体系的に理解することで、より漢字を深く知ることが出来る。普段使っている漢字の成り立ちを知ることが出来たので、まあまあ面白かった。2015/06/10
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