新潮文庫
モタ先生と窓際OLの心がらくになる本

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  • サイズ 文庫判/ページ数 235p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101295916
  • NDC分類 361.4
  • Cコード C0195

内容説明

評価されたい。嫌われたくない。自分らしく生きたい。家庭で、会社で、恋愛や結婚で、いくつもの役割を担わされるがゆえに、多様なストレスに晒され疲れ果てている現代人を代表して、窓際OLこと斎藤由香が、伯父の斎藤茂太に心の悩みを打ち明ける。名精神科医ならではの柔軟かつ大らかで実行しやすい回答が、じんわり沁みる。

目次

第1章 「6つの呪縛」が私を縛っている…窓際OL、モタ先生のカウンセリングを受ける(「もっと、もっと」という呪縛→「人生八十パーセント主義」でいく;「若くキレイでありたい」という呪縛→「あきらめ力」を鍛える;「ラクして得したい」という呪縛→損な役割を引き受ける;「失敗はしたくない」という呪縛→心の抵抗力をつける;「居場所がない」という呪縛→傷つくことを恐れない;「自分らしく生きたい」という呪縛→思い込みを捨てる)
第2章 こんなストレスが現代人を縛っている…窓際OL、モタ先生に「代表質問」する(仕事のストレス;恋愛・結婚のストレス;友達・近所づきあい・親子関係のストレス)

著者等紹介

斎藤茂太[サイトウシゲタ]
1916‐2006。東京生れ。歌人。斎藤茂吉の長男。精神科医。医学博士。斎藤病院名誉院長、日本精神科病院協会名誉会長、日本ペンクラブ理事、日本旅行作家協会会長など要職を兼務。多数の著作を通して、現代人の悩める心の治療にあたる

斎藤由香[サイトウユカ]
1962(昭和37)年、東京生れ。歌人・斎藤茂吉の孫で作家・北杜夫の娘。斎藤茂太の姪。成城大学卒業後、サントリー入社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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山猫

13
この手の本というのはクスリみたいなもので、必要な時に必要なとこだけ読めばいいのではないかなと思う。そんなわけで、今、私はこの本を必要とする状態にはないようなので、本棚へ戻そう。2021/07/24

なるみ(旧Narumi)

10
モタ先生の著書をよく読むので、ここらで一冊、姪御さんである斎藤由香さんの著書を読んでみようと思い、お二人の共著の本書を読んでみました。由香さんからの親しみやすい質問に対しモタ先生が答えていく形で、男女間のトラブルへの対処法など、モタ先生の著書ではあまり見かけないテーマについても書かれていて、興味深く読みました。特に「ごめんなさい、ありがとうが言えない男性には要注意!」の一言には、笑ってしまいつつも、そんな男性約数名を会社で見かけるので、やや複雑な気持ちで共感してしまいました。2014/05/26

みちゃこ@灯れ松明の火

10
仕事での人間関係に悩んだ時に読んでみたが…余計に心の病人なったみたいでつらかった。しかし今は全然平気、お気楽に読める。むしろ「あ、そうか」って気づきまでおきるほど。この差って何?。あまりにも悩みが深い時には不適切なのかもしれませんね。この本を読んでいた時は悩みとは全く関係ない本を読んでいたほうがスッキリしていました。2011/02/04

hayatama

2
斎藤由香って結婚して子供もいたんだ?!知りませんでした。ま、それはさておき、ご存知モタ先生と窓際OLの伯父・姪の見事な対談。久しぶりに書名に偽りなし、だなぁ。確かにココロが楽になるかも。2009/12/08

hiroママ

1
◎歌人、斎藤茂吉の息子であるモタ先生(斎藤茂太先生/精神科医)と孫で北杜夫の娘にあたる由香さんのQ&A式の心のカウセリング本。 現代社会のストレスと人間の欲深さの心の悩みを「仕事」「恋愛/結婚」「人間関係」に分けて、質問と答え(処方箋)でまとめてあり、とても親身な構成です。 モタ先生の処方箋が実に明確で、納得できます。2012/10/19

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