新潮文庫<br> 少しぐらいの嘘は大目に―向田邦子の言葉

個数:

新潮文庫
少しぐらいの嘘は大目に―向田邦子の言葉

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年06月01日 05時54分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 244p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101294131
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0195

出版社内容情報

『阿修羅のごとく』『あ・うん』『寺内貫太郎一家』……傑作ドラマの脚本家として知られ、名エッセイスト、直木賞受賞作家でもあった向田邦子。突然の飛行機事故から40年が経つにもかかわらず、今なお読み継がれ、愛されるのはなぜなのか。日本のテレビドラマ史を語らせれば右に出る者のない編者が彼女の全作品から名言・名セリフをセレクト。いつでも向田作品の世界に没入できる座右の一冊。

内容説明

『阿修羅のごとく』『あ・うん』『寺内貫太郎一家』…傑作ドラマの脚本家として知られ、名エッセイスト、直木賞受賞作家でもあった向田邦子。突然の飛行機事故から40年が経つにもかかわらず、今なお読み継がれ、愛されるのはなぜなのか。日本のテレビドラマ史を語らせれば右に出る者のない編者が彼女の全作品から名言・名セリフをセレクト。いつでも向田作品の世界に没入できる座右の一冊。

目次

第1章 男と女の風景―見栄はらないような女は、女じゃないよ
第2章 家族の風景―どこのうちだって、ヤブ突つきゃヘビの一匹や二匹
第3章 生きるということ―七転八倒して迷いなさい
第4章 自身を語る―私は極めて現実的な欲望の強い人間です
第5章 向田邦子の「仕事」―嘘をお楽しみになりませんか?
第6章 食と猫と旅と―好きなものは好きなのだから仕方がない

著者等紹介

向田邦子[ムコウダクニコ]
1929(昭和4)年、東京生れ。実践女子専門学校(現実践女子大学)卒。数多くの脚本を執筆する。’80年『思い出トランプ』に収録の「花の名前」他2作で直木賞受賞。’81年8月22日、台湾旅行中、飛行機事故で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

じいじ

77
「向田邦子が、あの飛行機に乗っていなければ…」と2・30年前までは折に触れて思いました。私はいまでも向田さんの小説・エッセイが読みたくなります。さて今作は、向田さんが亡くなられた後に書かれたものですが、向田邦子のすべての作品、並びに彼女自身についてのエピソードなど向田邦子を理解するうえで参考になる本でした。彼女の才能を最初に認めた芸能人は、当時売れっ子だった森繫久彌だったそうです。読後につぎの作品を『眠る盃』と思った書棚の講談社版は、活字があまりにも小さいので…躊躇っています。2025/04/20

おさむ

36
今年は、向田さんが亡くなって40年。本著は全作品から名言や名セリフをセレクトした。時代を超えてエッセイや小説は支持されており「古典になっている」と評されるのも当然ですね。「言葉のオシャレはファッションのように遠目で人を惹きつけはしない。無料で手に入る最高のアクセサリー。長い人生でここ一番という時にモノを言うのは言葉」とする一方、「放送コードで汚い言葉や差別用語を禁止する様になりましたが、残念でなりません。人間が生きていくためには、綺麗事だけで済むわけがありません」とも言う。絶妙なバランス感覚が素晴らしい。2021/05/04

ぐうぐう

30
向田邦子が遺したエッセイや小説、シナリオから名言とも呼ぶべき印象的な言葉をテーマ別に抜粋した『少しぐらいの嘘は大目に 向田邦子の言葉』。こうやって一部だけを抜き出した言葉を読んでいると、向田が脚本家からエッセイスト、そして小説家へと仕事の幅を広げていった理由が、なんとなくわかる気がしてくる。編者の碓井広義も触れているが、脚本にはト書きが存在するものの、台詞がメインとしてある。台詞以外の部分は演出家のテリトリーなのだ。向田は演出の範疇にも創作者としての意志を示したかったのではないか。(つづく)2021/04/12

Shoji

29
数多くある向田邦子さんの書物から、編者が琴線に触れた一文を選りすぐって収録した一冊です。編者の経歴を見ると、テレビドラマのプロデューサーであり大学教授でもあられました。納得です。私なんぞは、ただただ流し読みして、面白かった、面白くなかったで片付けますが、才ある人は読み方も凡人とは違うんだな。さて、タイトルの「少しぐらいの嘘は大目に」とは、ドラマの脚本のお話です。なにもかも規制だらけのテレビドラマ界に、向田邦子さんが物申しているわけです。確かに、昔のホームドラマは楽しくて面白かったよな。2025/02/14

ドナルド@灯れ松明の火

27
向田さんの作品の中から、色々な視点から選ばれた向田さんらしい文章をまとめた労作。いやー大変に時間がかかったと思う。選ばれた短い文章からその作品の内容が思い出される。山本夏彦の向田評「突然あらわれてほとんど名人」はまったく言いえて妙である。 お薦め 2021/05/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17678558
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品