内容説明
品川の貨物倉庫で働く亮介は25歳の誕生日、出会いサイトでOLの“涼子”と知り合った。どんな愛にも終わりは来るとうそぶく亮介と、愛の力を疑いながら、でもどこかで信じたい“涼子”。嘘と不安を隠し、身体を重ねるふたりは、やがて押し寄せる淋しさと愛おしさに戸惑う…。東京湾に向きあった、品川埠頭とお台場に展開する愛の名作に、その後を描く短篇「東京湾景・立夏」を増補した新装新版。
著者等紹介
吉田修一[ヨシダシュウイチ]
長崎県生れ。法政大学卒業。1997(平成9)年「最後の息子」で文學界新人賞。2002年『パレード』で山本周五郎賞、同年発表の「パーク・ライフ」で芥川賞、’07年『悪人』で大佛次郎賞、毎日出版文化賞を、’10年『横道世之介』で柴田錬三郎賞、’19年『国宝』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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