新潮文庫<br> 片想い

新潮文庫
片想い

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  • サイズ 文庫判/ページ数 281p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784101283043
  • NDC分類 914.6

内容説明

デビューしてから12年、心に残る歌をたくさん届けてくれた中島みゆき。彼女のもうひとつの魅力は、素敵な人たちとの楽しいおしゃべりです。お相手はユーミン、村上龍、所ジョージ、勝新太郎…と豪華絢爛。恋、音楽、そして人生―。話題は無限に広がります。詩とエッセイはもちろん、マンガも収められています。傑作トークを中心に、あなたもみゆきの足跡を辿ってみませんか?

目次

ふだんは無口なふたりです(所ジョージVS.中島みゆき)
会いたかった!酒酔い仲間(根津甚八VS.中島みゆき)
みゆき奴隷度テスト
ハッピーエンドは不安すぎる(勝新太郎VS.中島みゆき)
プラトニック・ラブ(吉行淳之介VS.中島みゆき)
女は愛などほしがらない。ねっ!(高橋三千綱VS.中島みゆき)
4日違いで生まれたから(村上龍VS.中島みゆき)
アカルイ・クライで分けないで(松任谷由実VS.中島みゆき)
みゆき・ザ・コミック
美貌に頼らない人生でよかったと思うの(桃井かおりVS.中島みゆき)
似た者同士の歌作り(河島英五VS.中島みゆき)
いい音楽はシットさせる(岩城宏之VS.中島みゆき)
最終電車
万流コピー塾「独身のススメ」(糸井重里・春風亭小朝VS.中島みゆき)
詞と詩かさなって見返り美人(村松友視VS.中島みゆき)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

saga

65
【再読】高校生の頃、友人から教えられたオールナイトニッポン月曜1部担当のみゆきさんを聞いてファンになった。本書はそんな頃に購入したものだ。LPレコードも殆ど購入し、CD全盛時代には社会人になっていたので、再度買い揃えた。30代のみゆきさんと著名人との対談や、著名人から見たみゆきさんという構成だが、結構赤裸々なトークが多かった。今、読んでいる自分が小恥ずかしくなるような部分もあったが、あれはバブル期のノリだったんだよな~2021/05/02

とよぽん

11
ちょっとパラパラと見始めたら止まらない。結局全部再読してしまった。しかも就寝直前。中島みゆきさんがどんどん進化してきた感じが大いにする。2017/05/06

とよぽん

5
対談集。中島みゆきさんの楽曲や生活、仕事等を、いろいろな人が様々な切り口で語っている。その中に、素顔の彼女が見えたり感じられたりする。デビューして40年もの活躍は、あの対談の時点で想像できたかどうか。2015/05/05

Hiroki

3
文京区立図書館 その日その日の気持ちのありようで、詞を変えたいときや全曲を変えてしまいたいときがあるのは容易に想像できる。クリエイターであれば当然のこと。ところが一箇所でも変えると「間違えた!・・・違うよ」と鬼の首でも取った如き表情をして、隣同士で肩をぶつけ合うライブ会場。そういう聴衆も聴衆として尊重して、おのれの場でおのれを表現するのがまぁプロフェッショナルなんですね。思ひは時々刻々千変万化でありますが、期待値も無下には出来ず。王侯貴族を前にした宮廷音楽じゃないもんなぁ、しゃーない。2024/02/19

Tokujing

3
100冊目の本。様々な著名人との対談から、中島みゆきという〈思想〉が見えてくる本。中でも勝新太郎、村松友視との対談やニューヨークでのインタビューには興味深い。中島みゆきは鋭く〈女〉の弱さや〈男〉の狡さを見抜くフェミニズムの視点を有しているが、同時に〈女〉の狡さと〈男〉の弱さへの眼差しも有している。彼女の思想が私のフェミニズムの原点であることを改めて感じさせる一冊だった。2014/03/31

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