内容説明
ラジオのスポーツ中継が飛び切りの娯楽だった昭和三十年代。プロ野球の川上・大下・長嶋、大相撲の栃錦・若乃花ら日本中を熱狂させたスーパーヒーローたちの活躍を、独特の絶妙な語り口で伝えたアナウンサーがいた。その名は志村正順。小西得郎・玉の海・神風らを解説者に迎えた実況放送で、スポーツの名場面を更に盛り上げラジオの時代を飾った稀代の名アナウンサーの足跡を辿る。
目次
両国国技館
出陣学徒壮行会
「川万」のドラ息子
かけだしスポーツアナ
破局への道
終戦
黄金時代
相撲解説者神風
マッカーサー元帥よさようなら
ヘルシンキ五輪
小西得郎
和田賞
見切りの時
アパートのあるじ
大職人の訓示
著者等紹介
尾嶋義之[オジマヨシユキ]
1933(昭和8)年、東京生れ。学習院大学フランス文学科卒。広告代理店勤務の後、’67年に新潮社入社。週刊新潮編集部に在籍し、後年は主に同誌の「墓碑銘」欄を担当。’93(平成5)年末退社。現在はフリージャーナリスト、文京女子大学・文京女子短期大学生涯学習センター講師
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感想・レビュー
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