出版社内容情報
多言語的な視点で眺めれば、言葉も、世界もこんなに面白い。日本語で詩を書くアメリカ人による知的エッセイ集。
日本語を愛するアメリカ人、アーサー氏。その多言語的な視点で眺めれば、世界の新鮮な姿が浮かび上がる。賢治の「雨ニモ負ケズ」の元ネタを発見!? “アメリカン”なラーメンの正体とは。一番好きな日本語はあのセリフ。詩のみならず、短歌や能、落語などに深く精通し、母国の暴走と日本の迷走を心配する……。溢れ出す知識とピリ辛のユーモアが好奇心を刺激する、贅沢なエッセイ集。
内容説明
日本語を愛するアメリカ人、アーサー氏。その多言語的な視点で眺めれば、世界の新鮮な姿が浮かび上がる。賢治の「雨ニモマケズ」の元ネタを発見!?“アメリカン”なラーメンの正体とは。一番好きな日本語はあのセリフ。詩のみならず、短歌や能、落語などに深く精通し、母国の暴走と日本の迷走を心配する…。溢れ出す知識とピリ辛のユーモアが好奇心を刺激する、贅沢なエッセイ集。
目次
1 アメリカにないアメリカン(どんぐりの旅;アメリカにないアメリカン ほか)
2 泥にはまって(祖父がいた日本;歩行の初歩 ほか)
3 粗茶ですが(みんなで歩けば;ソバガキソング ほか)
4 わらしべ流(歌の内蔵型自動PR装置;新旧を問う ほか)
著者等紹介
ビナード,アーサー[ビナード,アーサー] [Binard,Arthur]
1967年、米国ミシガン州生れ。コルゲート大学で英米文学を学び、来日と同時に日本語で詩作をはじめる。2001年、詩集『釣り上げては』で中原中也賞、’05年に『日本語ぽこりぽこり』で講談社エッセイ賞、’07年には『ここが家だ―ベン・シャーンの第五福竜丸』で日本絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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