内容説明
女子の皆さま!幸せな人生を送るためには、この時期に道を踏み外してはいけません。性格よりもまず外見を磨くべし。「あせり」が女子をダメにする。オッパイがデカイだけで色気は出てこない。女子とオジサンとの密接な関係…ギャグと過激な下ネタ満載で誰も言えなかった真理を突く、リリー先生の大変ありがたき教え。
目次
女子はいそがしい(10円玉の香り;しびれるセリフ ほか)
女子はむつかしい(悦入魂;気功 ほか)
女子はすかんたらしい(ベロンベロン;享年16歳 ほか)
女子はいまいましい(村の勇者;生きてるだけ ほか)
著者等紹介
リリー・フランキー[リリーフランキー]
1963(昭和38)年福岡県生れ。武蔵野美術大学卒業。イラストレーター、文筆家、絵本作家、フォトグラファー、俳優、作詞・作曲家など、ジャンルを問わず幅広く活動。『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』で、2006(平成18)年本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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lonesome
39
すごい面白くて何度も笑っちゃったけど、こんな表現して大丈夫?って心配になった。この新潮文庫版は平成22年に出版されたものだけど、最初に連載されていたのは1994年頃らしい。「毒婦。」という本で木嶋佳苗の話を読んだばかりなので、1994年というとちょうど木嶋佳苗が上京して売春で生計をたて始めた頃だなと、その時代の都会の中でこの本で書かれている女性たちの中でどういう存在だったのだろうかと想像してしまった。ふざけて面白おかしく辛辣なことを書いているようでいて鋭い視線や真面目な話もある。2014/08/14
ばんぶー
19
これが、リリーフランキーの本当の顔なのか?映画モテキの時の役って、なさにこんなんだよね。2018/12/06
タルシル📖ヨムノスキー
15
えーっと、誰のおススメだったか・・・。1990年代半ば、渋谷系女子向け雑誌に連載されていたコラム集らしい。主に、ファッション、恋愛について、かるーい感じで書かれている。それにしてもこの切り口と語り口、チ○コとかマ○コとかよく出てきて、オヤジたちは喜びそうな内容だけど。本来の読者層である10代〜20代女子が読んで楽しめるだろうか?内容はともかく、文章のノリというか、スピード感というか、グルーブ感はとても勉強になった。自分の中では、小説と小説の間の〝箸休め〟みたいな感じ。2019/10/26
水色...
9
★★☆☆☆見憶えあるイラスト、なんかこの話読んだ事あるような…。あぁこれやっぱり同じ本もう一冊持ってるくさいなー。と気づいてしまってからの捗らなさたるや。同じ本を二冊買うという失態をこれまで何度犯した事か。リリー・フランキーに於いては二度目。もったいないから最後まで読んだが、自分の不甲斐なさに囚われるのみならず古い内容であったためあまり頭に入ってこなかった。本の整理せなアカンなぁと思った。2013/04/30
かずろう
6
普段、心の中では何となく気づいているけど、言葉にするのは憚られるような内容がストレートかつブラックに書かれている。ある意味教育的内容で、笑いも止まらなかった。2017/11/12