新潮文庫
ドーバーばばぁ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 182p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101275413
  • NDC分類 785.2
  • Cコード C0195

出版社内容情報

ドーバー海峡リレー横断泳に挑んだ54歳から67歳の主婦6人。「介護があるからこその挑戦」と語るおばちゃんたちの栄光の記録。

家族の看護や介護を抱える54歳から67歳の普通の主婦6人が、イギリスからフランスへ渡るドーバー海峡リレー横断泳に挑戦した。低体温症の危険と背中合わせの冷たい川で鍛錬を積み、市民プールで毎日学生並みの練習メニューをこなすパワフルなおばちゃんたちの豪快な生き様。年齢の壁を破り、仲間とともに「いま」という青春を突っ走るおばちゃんたちの汗と涙の痛快冒険録。

内容説明

家族の看護や介護を抱える54歳から67歳の普通の主婦6人が、イギリスからフランスへ渡るドーバー海峡リレー横断泳に挑戦した。低体温症の危険と背中合わせの冷たい川や海で鍛錬を積み、市民プールで毎日学生並みの練習メニューをこなすパワフルな中高年女性の豪快な生き様。年齢の壁を打ち破り、仲間とともに「いま」という青春を突っ走るおばちゃんたちの汗と涙の痛快冒険録。

目次

第1章 「チーム織姫」(「遠泳のエベレスト」;チーム織姫の六人目;お正月、熱海での初泳ぎ;急遽、補欠が決まる ほか)
第2章 ドーバーにて(あこがれのドーバー;近くて遠いドーバー;ついに泳げる!!;いよいよスタート ほか)

著者等紹介

中島久枝[ナカジマヒサエ]
映画監督。大学卒業後、記録映画社入社。教育映画・PR映画の助監督を経て海外へ。帰国後、トヨタ自動車のリサーチ調査会社で働くも、映画の仕事が忘れられず、記録映画社に戻る。ドキュメンタリーや教育番組演出を経て独立。以降、NHKを中心にテレビ番組の演出や教育用ビデオの制作に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

89
昨年、中島さんの時代小説をたくさん読ませていただき、すっかりハマりました。そんな作者さんが綴る異色のノンフィクション。タイトル通り、ドーバー海峡リレー遠泳横断にチャレンジする6人の'織姫'達の活躍を綴ります。チャレンジするのは54歳から67歳までの至って普通の主婦たちで、それぞれに苦労を抱えながらもドーバー海峡へのチャレンジを夢に日々奮闘します。印象的だったのはそれぞれのメンバーも個性豊かながら、ご主人たちもそれぞれな考え方で、いつの時代もやはり女性はたくましく、男性はどこか臆病なのかもしれませんね。2025/03/04

まちこ

29
《図書館本》ドーバー海峡横断遠泳をした50歳超えのおばちゃんたちのドキュメント。メンバー全員なかなかヘビーな日常があるお年頃。そんなヘビーな日常をドーバーを泳ぐ夢で乗り越えてるのが凄いな。甘えることなくコツコツ問題をクリアしてるのはやっぱり命懸けの挑戦をこの仲間でやり遂げたいからかな。読めて良かった。2016/05/25

ゆきな

14
ずっと読みたかった本。ようやく読めました!54歳〜67歳の普通の主婦の方々がドーバー海峡をリレーで横断する姿を追ったドキュメンタリー。いくつになっても挑戦する姿が素敵でした。夢中になれるものがあるからこそ、現実から逃げずに向き合えるとのこと。かっこいいです。2016/10/01

ネムコ

14
下は54歳から、上は67歳の6人の熟女がリレーでドーバー海峡横断に挑む! いやー、凄いわ。私では絶対ついていけない。その上ドーバー横断には厳しいルールがあって、一人でも1時間の持ち時間を泳ぎ切れなければそこで失格になる。その上北海道並みに緯度が高いので、水温は13~15℃しかない。冷たい水の中で体の自由は利かなくなる、足はつる。その中を日の出から日没まで掛けて泳ぎ切った「チーム織姫」はスゴイ!そして、その挑戦を支えたくれた家族の応援に胸が暖かくなりました。逃げるためじゃない、日常を生き抜くために泳ぐのだ!2013/08/21

Iku

12
職場の方に勧められて読みました。ドーバー海峡を遠泳リレーで横断したおばさまたちの本当にあったおはなし。つい前に、箱根駅伝のお話を読みましたが、ドーバー海峡横断もリレーが繋がらなければそこで終わりというなど、厳しいルールがあり通じるところがあることを知りました。学生でもなく、家族の面倒や仕事やら抱えるものが沢山ありながらも、ドーバー横断に向けて仲間と一緒に歩む姿はうらやましくもあり、目指したい未来だと思いを馳せました。よく行く立川や国分寺らへんに住まわれているとのことで身近に思いました。2014/05/02

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