出版社内容情報
誰の作品か知らなくても、心が覚えている――。教科書で親しんだ俳句・和歌・短歌を集めた、声に出して楽しみたいアンソロジー。
雪とけて村一ぱいの子ども哉/天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山にいでし月かも/白鳥はかなしからずや空の青海の青にも染まずただよふ。誰が詠んだか知らなくても、心が、体が覚えている――。誰もが教室で親しんだ俳句、和歌、短歌をそれぞれ百、集めてみると、とても愉しい本になりました。音読してもよし、お子様に読み聞かせてもよし。創刊百年を迎える新潮文庫ならではの一冊をお届けします。
内容説明
誰が詠んだか知らなくても、心が、体が覚えている―。誰もが教室で親しんだ俳句、和歌、短歌をそれぞれ百、集めてみると、とても愉しい本になりました。音読してもよし、お子様に読み聞かせてもよし。
目次
1 俳句
2 古典和歌
3 近代短歌
著者等紹介
石原千秋[イシハラチアキ]
1955(昭和30)年生れ。成城大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程中退。早稲田大学教育学部教授。日本近代文学専攻。現代思想を武器に文学テキストを分析、時代状況ともリンクさせた“読み”を提出し注目される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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