出版社内容情報
新潮文庫100年記念、大好評アンソロジー第2弾! 1924年からの10年に書かれた15作を厳選。
関東大震災からの復興、昭和改元、忍び寄る大戦の影――。この10年だから生れた、厳選15編。中勘助「島守」岡本綺堂「利根の渡」梶井基次郎「Kの昇天」島崎藤村「食堂」黒島伝治「渦巻ける烏の群」加能作次郎「幸福の持参者」夢野久作「瓶詰地獄」水上瀧太郎「遺産」龍胆寺雄「機関車に巣喰う」林芙美子「風琴と魚の町」尾崎翠「地下室アントンの一夜」上林暁「薔薇盗人」堀辰雄「麦藁帽子」大佛次郎「詩人」広津和郎「訓練されたる人情」
内容説明
関東大震災からの復興、昭和改元、漂う大戦の気配―。この10年だから生れた、厳選15編。
著者等紹介
池内紀[イケウチオサム]
1940(昭和15)年兵庫県姫路市生れ。ドイツ文学者。翻訳、評論をはじめ、エッセイ、人物列伝、演芸・歌舞伎論など、執筆範囲は多岐にわたる。訳書に『ファウスト』(毎日出版文化賞)、著書に『恩地孝四郎』(読売文学賞)、『海山のあいだ』(講談社エッセイ賞)などがある
川本三郎[カワモトサブロウ]
1944(昭和19)年東京生れ。文学、映画、旅を中心とした評論やエッセイ、翻訳など幅広い執筆活動で知られる。著書に『大正幻影』(サントリー学芸賞)、『荷風と東京』(読売文学賞)、『林芙美子の昭和』(毎日出版文化賞)など多数
松田哲夫[マツダテツオ]
1947(昭和22)年東京生れ。編集者、書評家。’70年に筑摩書房入社後、数々のベストセラーを生み出し、“ちくま文庫”を創刊する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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HANA
メタボン
KAZOO
みつ
さばずし2487398