新潮文庫<br> 橘花抄

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新潮文庫
橘花抄

  • 葉室 麟【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 新潮社(2013/05発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 492p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101273716
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

己の信じる道に殉ずる男、光を失いながらも一途に生きる女。お家騒動に翻弄されながらも守り抜いたものは。清新清冽な本格時代小説。

両親を亡くし、筑前黒田藩で権勢を振るう立花重根に引き取られた卯乃は、父の自害に重根が関与したと聞かされ、懊悩のあまり失明してしまう。前藩主が没し、粛清が始まった。減封、閉門、配流。立花一族は従容と苦境を受け入れるが、追及は苛烈を極め、重根と弟・峯均の身に隻腕の剣士・津田天馬の凶刃が迫る。己の信ずる道を貫く男、そして一途に生きる女。清新清冽な本格時代小説。

内容説明

両親を亡くした卯乃は、筑前黒田藩で権勢を振るう立花重根に引き取られたが、父の自害に重根が関与したと聞き、懊悩のあまり失明してしまう。前藩主の没後、粛清が始まった。減封、閉門、配流。立花一族は従容として苦境を受け入れるが追及は苛烈を極め、重根と弟・峯均に隻腕の剣士・津田天馬の凶刃が迫る。己の信ずる道を貫く男、そして一途に生きる女。清新清冽な本格時代小説。

著者等紹介

葉室麟[ハムロリン]
1951(昭和26)年、北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て2005(平成17)年『乾山晩愁』で歴史文学賞を受賞し、作家デビュー。’07年『銀漢の賦』で松本清張賞を、’12年『蜩ノ記』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

146
新潮百年】九州筑前の藩主の親子、兄弟をめぐる争い。家臣の親子、兄弟にまで影響を与える。お茶と香の話題が出てくる。武家社会の悲哀を味わう。最後に眼科治療の話題もあり、幅広い知見。2015/01/28

ふじさん

91
第二黒田騒動と呼ばれている実際の騒動を題材に、大胆なフィクションを織り込みことでダイナミックかつ味わい深い物語になっている。天涯孤独となった卯乃を黒田藩の重職の立花重根が引き取られるが、重根が父親の自害の関与した聞き、煩悩のあまり失明する。権勢を誇った立花家も、前藩主の没後には、重根は幽閉、峯均は島流しとなる。様々な苦難が卯乃を襲うが強い志で持って健気に逞しく生きて行く姿がいい。峯均と天馬の死闘等、名作時代小説のオマージュがいっぱい盛り込まれいて読者を最後まで飽きさせない内容になっていて面白かった。 2022/05/28

のり

75
黒田藩のお家騒動の煽りで「卯乃」は目から光を失う。それ以前に有力者の「立花重根」に引き取られたが、前藩主の没後には立花一族は目の敵にされ苦しい立場に…剣豪の弟「峯均」にも因縁ある宿敵「津田天馬」が刺客として送られる。黒田藩の為に尽くして来たはずの立花家。しかし藩主と家老の目は曇りっばなし。黒田の熱い血が災いして暴走。猜疑心に凝り固まった愚策。全てを受け入れた兄弟と卯乃の運命は…2022/04/17

ケイ

72
黒田長政の長男を庇ったために、その後に栗田大膳が起こしたお家騒動。結局長男忠之は二代藩主となるが、三代光之やその後に至っても、素直に長男が後継者となれないごたごたが続く。それに巻き込まれる立花一族が描かれている。仕えた主が悪くなくても、代が替われば左遷されたり腹を切らされたりする時代の話だ。個人的に黒田長政があまり好きではないので、その後の黒田藩のお家の騒動も、さもありなんという思いで読んだ。立花一族の話は、特に興味も持てないまま読了。2015/01/19

優希

59
切ないけれど面白かったです。日本文化を絡めなら立花家の物語が紡がれていました。黒田藩騒動で両親を亡くした卯乃。心労から失明してしまうのが辛いところでしたが、最後は救われて良かったと思います。2021/03/05

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