内容説明
ステージ狭しと飛び跳ね、ソウルフルにシャウトする―。日本ロック界のボス・忌野清志郎が、旅の徒然に見聞きしたオカシなヤツらの笑えるウラ話をイマーノ言葉で語り尽くす。泉谷しげる、山下洋輔、桑田佳祐など、音楽業界の重鎮総登場。さらに、タイマーズ、細野晴臣、井上陽水、MG’S、小林薫篇を加筆し、最新の活動までフォローしたロック・ギョーカイ交遊録エッセイ完全版。
目次
三浦友和君は胃袋も心もデカイヤツなんだぜ
泉谷しげるは犯人役を地で出来る稀少な役者だぜ
ソウル・ブラザーJBのヒミツを見てしまったぜ
川崎徹さんには半ズボンとあけびの帽子が似合うぜ
ロンドンはバカ濃い霧と紅茶でオレを歓迎したぜ
オレを追ってオーグラがやって来たぜ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kawa
38
そうか、もう没後15年なのだ。存在感の強烈さでまだ2、3年っていう感覚なのだが。ところで本書、80年の突然ブレーク後のノリノリの時期の執筆?とイラスト。旅&交遊録の趣き。細野晴臣氏や井上陽水氏のあたりに噴き出す。「あとがき」でゴースト・ライターに寄るものと自ら暴露。でも、このライター氏の仕事も見事。素材が抜群のせいもあるのですが。「世間から拒絶されてるよーな、世間を拒絶してるよーな」キヨシロー氏が全開。ファンとしては応えられない一冊。2024/03/18
だーぼう
23
チョット感傷的になったのは読み始める前と読み終わったほんの少しの間だけ。相変わらずロックンロール。ブログに感想を書きました。2020/09/10
ツバメマン★こち亀読破中
21
泉谷しげる、山下洋輔、桑田佳祐、細野晴臣、井上陽水、小林薫…など 忌野清志郎が大好きな友達と音楽について語った1冊だぜ。イマーノ(忌野)さんが語ったことをゴーストが書いたと本人が言っているから、ホントに語っただけだぜ。(因みに「あとがき」だけは本人が書いたぜ。)「まったく○○なヤツだ!」って彼の最高の誉め言葉なんだぜ。言われてみたかったぜ。2015/03/27
アキ・ラメーテ
18
キヨシローのロック界だけに留まらない交友録エッセイ。キヨシローのイラストもいい味出してる!愛し合ってるかい?2014/10/23
えこ
15
忌野清志郎さんの友人とのエピソードを紹介したエッセイ。俳優の三浦友和さんは大食いだとか、井上陽水さんが免許とりたての頃に初心者マーク付きのジャガーで迎えにきたお話など、大物が愛嬌たっぷりでした。忌野さんが音楽を楽しんで作っていた事も感じられて、嬉しくなりました。2014/11/09




