新潮文庫
ハーバード式 脱暗記型思考術

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  • サイズ 文庫判/ページ数 235p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101267517
  • NDC分類 372.53
  • Cコード C0130

出版社内容情報

16歳で単身渡米、ハーバードでMBAを取得、米国グーグル本社に勤務。成功の秘訣は、「覚える」のではなく「考える」勉強法!

高校中退。16歳で単身渡米、ハーバードでMBAを取得し、米国グーグル本社に勤務ののち起業。英語が苦手な普通の女子高生が世界的エリートになり得た理由は、ボーディングスクール(全寮制私立高校)、リベラルアーツ・カレッジや白熱教室で叩き込まれた“徹底的に思考する力”にあった。本物の成功を目指す人々に贈る、最高峰の思考術。『私が「白熱教室」で学んだこと』改題。

内容説明

高校中退、16歳で単身渡米、ハーバードでMBAを取得し、米国グーグル本社に勤務ののち起業。英語が苦手な普通の女子高生が世界的エリートになり得た理由は、ボーディングスクール(全寮制私立高校)、リベラルアーツ・カレッジや白熱教室で叩き込まれた“徹底的に思考する力”にあった―。本物の成功を目指す人々に贈る、最高峰の思考術。

目次

1 そもそも勉強するってどういうこと?―答えを教えてくれないアメリカの教師
2 考える、考える、答えは出なくとも考え尽くす―アメリカの学校で徹底される「思考力」の訓練
3 認められるのは議論に勝ってから―知識でなく言葉で勝つ「議論力」を身につける
4 マネジメント能力を10代から問う教育―勉強と大学受験を通して「自分を管理する術」を学ぶ
5 成果主義はすでに始まっている―遊ぶ暇があれば、学生時代から人生経験を増やそう
6 アメリカでは就職後も「勉強」が続く―全米一「働きたい会社」グーグルで働くということ
7 日本の学校で教えてくれない、本当に大切なこと―なぜ世界中の若者がアメリカに勉強しに来るのか

著者等紹介

石角友愛[イシズミトモエ]
お茶の水女子大学附属高校を中退し、16歳で単身渡米。ボーディングスクール卒業を経て、オクシデンタル・カレッジに進学。帰国して起業家を支援するインキュベーションビジネスを立ち上げ、3年間運営する。2008(平成20)年、再び渡米してハーバード・ビジネススクール入学。’10年に長女出産と同時にMBA取得。グーグル本社でシニアストラテジストとして働き、’12年12月退職。アメリカのジョブマーケットが抱える問題を解決するサイトを運営するJob Arrive社を創業し、現在同社代表。シリコンバレー在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

saga

28
著者は同年代。16歳で日本を飛び出す行動力は、尊敬と羨望の思いが混ざる。中学生の頃ドイツ・ブンデスリーガに憧れ、ドイツ留学を夢見て……夢のままに現在に至ってしまった。米国のエリート教育のたいへんさは、今の生ぬるい生活を送っている自分にはとても厳しいものに見える。しかし、目標を持った熱い若者が読めば、本書は夢を叶えるためのエールと映るだろう。2015/04/10

James Hayashi

25
著者は否定されているが、かなりエリートコースを歩いてきている。詰め込みで暗記式の教育に重点が置かれた日本の教育と、米国のいかに生徒に考えさせるかに重点を置いた米国式の教育も経験した著者が述べる相違。アジア諸国の教育の向上、海外留学の増加などを考えると今後AI社会で生き抜いていく上で、どのような才能が必要か見えてくると思うのだが。日本は変化しない国に変わってしまった。未来を担う人材開発を願う。2020/07/15

RED FOX

11
アメリカの全寮制高校などの勉強法。先生が正解を教えてそれを覚えて評価されるスタイル、ではなく、テーマ(例えばサンタを市民センターに飾って他宗教から起訴された事件の是非)に沿ってディスカッションして評価が決まるスタイル。そのためにテーマの予習、チームでの事前打ち合わせ、議論の流れを良くする発言、反対意見の分析と理解、多面的な思考方法・・・これは確かに暗記型の勉強とは違う頭の汗をかくなあ。刺激的でした、私ももっと頭使おう。著者恩師の詩「成功とは何か~この世を少しでもよいものにして去ること~」2016/06/06

RED FOX

10
教科書のような親切なテキストはなく、歴史資料、議院議事録、博士論文で授業。なので5分でも隙間時間を作っては資料を読み込み明日の授業の議論に備えたり、宿題の論文を構想する。暗記・ハウツー型ではなく、思考・議論型・・・いつ読んでも刺激的だ。2016/11/17

さきん

10
アメリカで学んだ経験を学生時代を中心に紹介した内容。時間に厳しいところや議論を喚起し、考えさせる授業は私に合っている勉強だと感じた。しかし、この教育を日本すべてに取り入れれば良いわけではなく、一定の暗記、作業能力は私は苦手だが、大事だと思う。成果主義や教育にいささかお金を掛けすぎてアメリカのやり方には、問題は多くあると思う。成果主義は、長期的戦略をたてにくいし、従業員など労働側の視点を欠きやすくなる。日本の教育の選択肢のひとつとして、著者の経験したやり方があれば良いと思った。2015/08/11

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