新潮文庫<br> 経営学を「使える武器」にする

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新潮文庫
経営学を「使える武器」にする

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  • サイズ 文庫判/ページ数 205p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101266916
  • NDC分類 335.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

<正解の戦略>を掴み取れ――大企業の事業革新を担う「考える社員」を生み出し続けてきた著者が、伝説の人材研修を初公開する!

定石を極めてこそ革新がある――数多の経営書で他社の成功戦略を学んでも、会社はピクリとも動かない。自分の会社の「正解の戦略」を掴み取るためには、いったい何をすべきなのか。東レ、みずほフィナンシャルグループ、JR西日本、商船三井など、業界も規模も多岐にわたる数十社で、事業革新を担う「考える社員」を生み出し続けてきた著者が、人材育成の講義を初公開する!

内容説明

定石を極めてこそ革新がある―数多の経営書で他社の成功戦略を学んでも、自分の会社はピクリとも動かない。自社の「正解の戦略」を掴み取るためには、いったい何をすべきなのか。東レ、みずほフィナンシャルグループ、JR西日本、商船三井など、業界も規模も多岐にわたる数十社で、事業革新を担い得る「考える社員」を生み出し続けてきた著者が、人材育成の講義を公開する!

目次

準備編 経営学の基本を頭に入れる(古典を侮るなかれ;見えないものを見る力を養う;会社の上司は何のために存在するのか ほか)
実践編 経営学を使って、造船会社を変革する(自分の仕事を経営戦略の中に位置づける;鉄工所のオヤジにマイケル・ポーター;「How」はいらない。「What」を考える ほか)
補講 東レ、JR西日本、みずほの挑戦(東レ―経営戦略の実践からヒートテック誕生;JR西日本―攻めの営業姿勢を目指して;みずほフィナンシャルグループ―聖域なき議論の場)

著者等紹介

高山信彦[タカヤマノブヒコ]
1956(昭和31)年山口県生れ。株式会社イナクト代表取締役。慶應義塾大学法学部卒業後、富士ゼロックス株式会社に入社。’87~’88年に慶應義塾大学大学院経営管理研究科に派遣され、経営学修士号(MBA)を取得。’91(平成3)年に「株式会社イナクト」を設立。選抜人材を対象とした企業内ビジネススクールを企画、運営する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ビイーン

15
タイトルに釣られて読んだ。これを読んでも経営学を「使える武器」にできなかったが、単純に読み物として結構面白いと思う。2016/01/28

ぶぶぅ

2
再読。経営学の知識について書かれた本は数多あるが、知識をどのように企業変革に活用するかについて書かれた本は珍しいと思う。本著で最も読み応えがあるのは「実践編」だろう。ツネイシホールディングスという実在の会社で、どのような変革が行われたのか。読んでいて、セミナーの光景が思い浮かんだ。恐らく、セミナーでうまくいった部分を中心に書いているのだろう(宣伝目的もあるとは思う)。それでも、経営書を読んで、自社に当てはめて考え、顧客の声を聞きながら変革を目指すプロセスの実話として読むと、自分も頑張らねばと思わされる。2020/07/05

Yukiko Yosuke

2
いわゆる「経営学」を実践で使えるようにするためには?という非常に重要なテーマ。筆者が言うのは「古典を侮るなかれ」。とにかく古典に書かれていることを理解し、自分の状況に合わせて考えろということ。その考えや良し。古典と言われるのがクリステンセンとかポーター程度だったのが、「え?」って感じだったが。伊丹先生は今でも現役だし。(笑)2015/04/28

Mitsu

1
「絶対に成功します」と言い切る熱意を、それがなぜ成功すると言えるのかというロジックで語ることが大事ー本書より引用。この文に現れている通り全社戦略、事業戦略を成功させる為の分析の手法と、机上だけで終わらせずに生の声、目で見た事実を合わせてこそ経営学は実践可能になる事を事例とともに述べている本。前半の準備部分はとても勉強になり、経営学部の基礎を網羅している。2015/06/16

nakopapa

1
数々の企業の人材研修を手がける経営コンサルタントが、過去の実際の事例を使って戦略策定を導く過程を紹介する。まず最初にポーターを読み込むところから研修は始まり、次に自社の戦略を練る。HowではなくWhat。お客様の声を集めて事実を探る。自ら厳しいと語るその研修の成果は、実際の会社の業績という形で証明されているらしい。戦略を軽く見ている人にとっては、耳に痛い話である。2015/04/06

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