新潮文庫
青い目のヴァイオリニストとの結婚

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  • サイズ 文庫判/ページ数 228p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101264615
  • NDC分類 762.346
  • Cコード C0195

出版社内容情報

夫はウィーン・フィルのコンサートマスター!世界最高のヴァイオリニストの夫人が綴る、意外な日常、仕事、国際結婚の喜びと難しさ。

日本でも多くのファンを持つ、ウィーン・フィル第一コンサートマスターのライナー・キュッヒル。その夫人が綴る、今まで語られることのなかった世界最高のヴァイオリニストの生い立ちと日常生活、コンサートマスターという仕事。そして、ウィーンでの暮らし、国際結婚の喜びと難しさ、自己中心的な姑との苦悩の日々……。大反響のエッセイ、待望の文庫化。『青い目の夫』改題

内容説明

日本でも多くのファンを持つ、ウィーン・フィル第一コンサートマスターのライナー・キュッヒル。その夫人が綴る、今まで語られることのなかった世界最高のヴァイオリニストの生い立ちと日常生活、コンサートマスターという仕事。そして、ウィーンでの暮らし、国際結婚の喜びと難しさ、自己中心的な姑との苦悩の日々…。大反響のエッセイ、待望の文庫化。

目次

第1章 姑
第2章 世界一のコンサートマスター
第3章 私の暮らすオーストリア・ウィーン
第4章 オーストリアと日本人
第5章 出会い
第6章 家庭の運営
第7章 私の生い立ち
第8章 ビジネスの世界

著者等紹介

キュッヒル真知子[キュッヒルマチコ]
1953(昭和28)年、東京都生れ。東邦音楽短期大学並びにウィーン大学人文学部修士課程卒業。’75年、オーストリア人のヴァイオリニスト、ライナー・キュッヒル(現在、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団第一コンサートマスター)と結婚。ウィーン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ribes triste

9
ウィーンフィルのライナー・キュッヒルの奥さまが日本人と知りませんでしたが、読んでみてビックリのエッセイでした。余りに淡々とそして赤裸々に書かれていますが、文中にはさながら長年かけて積もったワインの澱のように、日々の生活の中で沈んでいったいろんな感情が渦巻いています。どこの家族にも何かしらのことはありますが、嫁姑問題に国境は無いのですなあ。 2017/03/28

franz

3
ライナー・キュッヒルの日本人妻によるエッセイ。2章までは姑がいかに嫌な人間か、キュッヒルの生活面での無能ぶりが書かれていて、読んでいて気持ちの良いものではなかったが、3章以降はそれなりに興味深かった。2025/06/05

のび太

3
真知子さんはすごい女性です。たくましい女性です。この人の晩年はどうなるのかなと感じました。2021/05/16

Eu

2
パートナーとしてのライナー・キュッヒルが最悪すぎて吐くかと思った。著者としてはたぶん美談とか笑い話とかに仕上げようとはしているのだろうけどもひとつひとつのエピソードがグロテスクすぎてもはや怪談だった。東洋趣味、女性嫌悪にとことん甘い。なんで文庫化したのか謎。2019/09/12

K

2
いきなり告白というか懺悔というかから始まる本でかなり驚きましたが(それでも夫婦関係続いているのだからよいのか…)、ものすごく正直な方なのだなというのが第一の感想です。自分の人間性ややるべきこと(彼女の場合は、夫君が素晴らしい演奏をするための環境を整えること)に関する信念をしっかり持って、八方美人にならずに生きているところはちょっとだけ羨ましいですが、そのくらいの強さがないとやっていけないのかなとも感じます。2019/07/24

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