新潮文庫<br> 東海道新幹線 運転席へようこそ

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新潮文庫
東海道新幹線 運転席へようこそ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 217p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101254715
  • NDC分類 686.21
  • Cコード C0165

出版社内容情報

行きは初代0系「ひかり」号、帰りは最新型N700A「のぞみ」号。元運転士が、憧れの運転席にご招待。ウラ話も満載して出発進行!

元新幹線運転士が、あなたを運転台にご招待。まずは、35年前の東京駅から初代0系「ひかり」号で出発。懐かしのエピソードやウラ話に耳を傾けつつ、桜咲く東海道をご一緒に。復路は現在の新大阪駅より、最新型N700A「のぞみ」号で発進。日本が誇るハイテク装備やプロフェッショナルから見た車両発達史など、初公開の話題も満載。どなた様も、お乗り遅れなさいませんように!

内容説明

元新幹線運転士が、あなたを運転台にご招待。まずは、35年前の東京駅から初代0系「ひかり」号で出発。懐かしのエピソードやウラ話に耳を傾けつつ、桜咲く東海道をご一緒に復路は現在の新大阪駅より、最新型N700A「のぞみ」号で発進。日本が誇るハイテク装備やプロフェッショナルから見た車両発達史など初公開の話題も満載。

目次

第1部 0系新幹線でゆく、東京‐新大阪―昭和53年春の某日(出勤;乗務開始;乗り継ぎ交代;発車準備 ほか)
第2部 N700Aでゆく、新大阪‐東京―平成25年春の某日(朝食と1人乗務;最新型新幹線、登場;N700A、発車;京都駅―最新停車テクニック ほか)

著者等紹介

にわあつし[ニワアツシ]
1951(昭和26)年静岡県生れ。高校卒業後、日本国有鉄道に入る。分割民営化(’87年4月)直前まで新幹線の運転士を務めた。退職後は、鉄道と旅行をテーマに、ライター・写真家として活動している。旅ジャーナリスト会議会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つくよみ

67
★★ 元新幹線運転士の著者が、0系新幹線を運転していた自らの実体験を元に、東京から新大阪までの運転の模様を。更に、取材内容に基づいて、最新型N700A系の、新大阪から東京までの運転模様を描いた2部構成の作品。車体の性能差も興味深いが、人間面の「夢の超特急」と呼ばれていた頃の、意外なほどの大らかな運転と、世界に名だたる緻密なダイヤを実現する、現代の精密な運転技術。その対比が面白い。同乗運転士との会話形式の中で、新幹線に関するこぼれ話も満載。冒頭に、新幹線の基礎知識が付随しているのも親切。2014/01/31

mr.lupin

48
子供の頃憧れた職業の電車の運転士。そんな憧れの新幹線の元運転士の著者が三十五年前の東京駅から初代0系「ひかり」号で懐かしのエピソードや裏話を語りつつ大阪へ。往路は新大阪駅からN700A「のぞみ」号でハイテク装備やプロから見た車両発達史など話題も満載。鉄道とか新幹線とかは夢が一杯詰まってるな~。 それに運転士もカッコいい。しっかり運転席へ招待して頂きました。近い将来にリニアの開通も決まっていて楽しみな鉄道業界の本をまた読んでみたい。 ☆☆☆★★2020/02/26

saga

36
自分が運転士になったような臨場感! 元新幹線運転士の著者の筆致が、私を運転台にいるような感覚にさせてくれた。0系では停止位置に止めるブレーキ操作にドキドキし、N700Aでは先行車の情報を得ながらマスコンのノッチ操作に気を配る煩わしさ。どちらも東京・新大阪間を下り・上りする情景を描くが、やはり0系に紙幅を割くのは著者の思い入れが強いからだろう。大阪万博に行くために0系に乗ったのが3歳くらいの時だったな~2014/02/19

あなご

29
元新幹線運転士さんが新幹線の運転台に招待してくれました。行きは0系、帰りはN700系で東京と大阪を旅した気分になりました。運転士さんならではの裏話が良かったです。ちょっとした遅れを取り戻す運転や停車位置にピッタリ止める運転士さんの技術に感動しました。新幹線は日本の誇りだと思いました。2014/01/05

ゐづる

28
0系時代の楽しそうな勤務が印象的。交代運転する先輩のスーパーテクニックに驚いたり、便乗してきた同僚と雑談したり、可愛い女の子がコーヒーを届けてくれたり・・・主人公の楽しくも誇り高い勤務ぶりがうらやましすぎでした。n700a系では一転して一人乗務で眠気と戦い、便乗の同僚は年輩の同期と車両の進化と反比例して勤務は全然うらやましくない状態に。昔はよかったなんて言いたくないけど、おもわず遠い目になってしまうのは、僕だけではないでしょう。2014/03/04

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