新潮文庫<br> からくりからくさ

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新潮文庫
からくりからくさ

  • 梨木 香歩【著】
  • 価格 ¥781(本体¥710)
  • 新潮社(2002/01発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 447p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101253336
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

祖母が遺した古い家に女が四人、私たちは共同生活を始めた。糸を染め、機を織り、庭に生い茂る草が食卓にのる。静かな、けれどたしかな実感に満ちて重ねられてゆく日々。やさしく硬質な結界。だれかが孕む葛藤も、どこかでつながっている四人の思いも、すべてはこの結界と共にある。心を持つ不思議な人形「りかさん」を真ん中にして―。生命の連なりを支える絆を、深く心に伝える物語。

著者等紹介

梨木香歩[ナシキカホ]
1959(昭和34)年、鹿児島生れ。英国に留学、児童文学者のベティ・モーガン・ボーエンに師事。『西の魔女が死んだ』で日本児童文学者協会新人賞、新美南吉児童文学賞、小学館文学賞を、『裏庭』で児童文学ファンタジー大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

361
蓉子の祖母の家に暮らす4人の女たちと、りかさん。あの家は、蓉子たち4人にとっては、まさに天蚕(ヤママユガ)の繭だったのだ。エンディングは想像を超えるが、不思議にこれほどに納得できるものもない。シルクロードのかなたから連綿と続く空間と、そして赤光の「時」から、あるいはもっと遥かな過去から延々と続く時間に想いを馳せる、梨木香歩の想像力と創造力。それらが珠玉のような梨木の言葉の「染め」と「織り」によって語られてゆく。そして、読後には、ひそやかでしみじみとした感動と、静謐な余韻が残るのである。最後の2行は秀逸。2012/06/27

SJW

264
古い家で4人の女性が、糸を染め、機を織り、野草を食べたり、自然を存分に楽しむ生活を始めた。そこの中心には蓉子の市松人形の「りかさん」が居て、4人の様々な葛藤や思いがその心地よい世界に連なっていく。人形、野草の料理、唐草模様、染物、機織り、シルクロードと話は広がり、話の終結が不安になったが、「りかさん」で締め括られて落ち着くことができた。描かれた世界は自分の世界とは全く異なるので、新しいことを経験したように感じる。梨木さんは、自然を楽しむ生活を描くのが素晴らしく、自分もしてみたいと考えるが、(続く)2018/03/27

風眠

247
(再読)祖母が遺した古い家。蓉子、紀久、与希子、マーガレット、女四人の共同生活。『りかさん』で張られてた伏線が回収され、市松人形のりかさんと、蓉子の祖母の過去などが明かされていく。染色、織物などの手仕事を通して、遥か昔から受け継がれてきた女たちの想い。顔も知らない、けれども、確かにその時代を生きた女達。苦しくて燃えたぎるような心を、織物に、人形に、注ぎ込んで、もがいて、それでも生きた日々という歴史。その日々は今に連なり、未来へと受け継がれる。りかさんを焼いた火は、そんな女達の埋み火だったのかもしれない。2015/03/27

ちなぽむ@ゆるりと復活

191
三、四人の姉妹だったり、それぞれの個をしっかり持っている女性たちの同居だったり、そういう話はなんだか無条件に好きになってしまう。一緒に住んでいて個々に独立していて、支えあったり妬みあったりする親密さ。 本を読む上で、作品のテーマについて突きつめることはあまりやらない(できない)のだけど、梨木さんのそれはシンプルで分かりやすく、そして実践が難しく尊い。理解できないものを、そのまま受け入れて自分とは別のものとして尊重するということ。地に足をつけて、日々の生活を大切に丁寧に営むこと。四季折々の描写が素敵でした。2019/02/20

nanasi

160
カバーデザインは早川司寿及さんです。巻末に鶴見俊輔さんの解説が収録されています。「りかさん」と何か繋がりがあるのか気になりました。私にとって聞き慣れないことが多かったので、読んでいて疲れました。2013/12/12

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