新潮文庫<br> 河合隼雄自伝―未来への記憶

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新潮文庫
河合隼雄自伝―未来への記憶

  • 河合 隼雄【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 新潮社(2015/06発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 401p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101252346
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

人間的魅力に溢れる臨床心理学の泰斗・河合隼雄。その独創的学識と人間性はいかに形づくられたか。生き生きと語られた唯一の自伝!

「箱庭療法」など日本の臨床心理学の礎を築いた河合隼雄。その独創的で深い学識や人間的魅力はいかに形づくられたのか。丹波篠山の豊かな自然と自由闊達な家族に育まれた幼年時代、悩み多き京大数学科時代、臨床心理学に目覚めて留学した米国、スイス・ユング研究所での格闘の日々……臨床家として人の心を支え続けた著者の「魂の半生記」。『未来への記憶――自伝の試み』改題。

内容説明

「箱庭療法」など日本の臨床心理学の礎を築いた河合隼雄。その独創的で深い学識や人間的魅力はいかに形づくられたのか。丹波篠山の豊かな自然と自由闊達な家族に育まれた幼年時代、悩み多き京大数学科時代、臨床心理学に目覚めて留学したアメリカ、スイス・ユング研究所での格闘の日々…臨床家として人の心を支え続けた著者の「魂の半生記」。

目次

1 家族のなかで―丹波篠山の思い出
2 自由と混迷―教師に、そして心理学への開眼
3 人間の深層へ―臨床心理学への傾倒
4 異文化のなかの出会い―アメリカ留学時代
5 分析家への道―ユング研究所での三年
付 未来への記憶のつづき

著者等紹介

河合隼雄[カワイハヤオ]
1928‐2007。兵庫県生れ。京大理学部卒。京大教授。日本におけるユング派心理学の第一人者であり、臨床心理学者。文化功労者。文化庁長官を務める。独自の視点から日本の文化や社会、日本人の精神構造を考察し続け、物語世界にも造詣が深かった。著書は『昔話と日本人の心』(大佛次郎賞)『明恵 夢を生きる』(新潮学芸賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

47
河合先生ご自身の語りおろし。とても興味深く読んだ。ユング研究所というところは何度読んでもよくわからない。けれど、日本のどの施設よりも異なった空間だろうということだけは想像がつく。そしてそこで素晴らしい成績を修められた先生は、臨床心理士になるべくして生まれてこられた方なのだろう。お人柄と直観力が図抜けている。ものすごい才能だと、何を読んでも思う。2015/07/19

ばんだねいっぺい

31
 ゆっくりと歩きたい道を歩くことのたいせつさ。1ドルの分析や、1フランの本棚、最大のノーを言ったからこその資格授与。答えは門処にあり。金言があり過ぎて、贅沢な本だ。結果も原因も一度、放り投げてから、ものを考えよう。2018/06/24

kakoboo

21
河合隼雄=臨床心理学・ユング派の第一人者というイメージが強いものの、河合さんの人生は「今」に重きを置いており、こには長期的な目標もあったのかもしれませんが、この本の中ではどちらかというと、今を一生懸命にこなすことで自分の道をつくっていくということが印象的でした。 人との出会い、河合さんの竹を割ったような言い方、でもユーモラスさがいい心地を与えてくれました。 読書人生と似ている点が当然ありますが、本と人生(主に人、経歴)という複数の側面から観れるので併読がいいと思います。2015/12/07

funuu

16
「答は問処(もんしょ)に在り」「アレンジしたのはだれか」軍人の偉い人が講演にきまして、そのときに、世界の歴史をみれば侵略者は結局はまけるという話をするのです。そして、いまアメリカがサイパン島を侵略し、ついに日本を侵略しようとしているが、結局、侵略者は敗けていくのである。みんな頑張れという話をするんですよ。そういう話を聞きながらぼくは、「初めに中国を侵略したのは日本でしょう。日本はそれをいまやっているんや、敗けるほうを。だからこれは絶対に敗けるにちがいない」と思った。2016/04/16

きょちょ

15
河合先生を初めて知ったのはいつのことだろう。題名はうろ覚えだが、「古事記と日本人の心」といったテーマで、NHKで数回にわたり講義をされているテレビを見たのが最初だったろう。朴訥とした話し方だが時に早口になったり、はにかみの表情なのだが、先生自身が語っておられるように、「人間が好き」ということが、一目見て分かった。この本は、スイス留学から帰ってこられる36歳までの自伝。ご両親の子供への深い愛情と理解、兄弟の仲の良さ、ユング研究所での大論戦など、素敵で面白い話がいっぱい。大好きな先生だ。2015/12/16

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