出版社内容情報
「面白い本」には深いわけがある――カフカ、漱石から村上春樹まで、著者が厳選した二十冊を読み解き、人間の心の深層に迫る好著!
一冊の本を端から端まで読むと、何かを「知る」以上の体験ができる……物語を手がかりに人間の心の深層を見つめ、鋭い考察を重ねた臨床心理学者河合隼雄。豊かな読書体験をもとに、カフカ、ドストエフスキー、ユングから村上春樹、吉本ばなな、児童文学や絵本まで、「深くて面白い本」二十冊を読み解き、心の深層に迫る。縦横無尽に語り下(おろ)した晩年の貴重な書。『心の扉を開く』改題。
内容説明
一冊の本を端から端まで読むと、なにかを「知る」以上の体験ができる…物語を手がかりに人間の心の深層を見つめ、鋭い考察を重ねた臨床心理学者河合隼雄。豊かな読書体験をもとに、カフカ、ドストエフスキー、ユングから村上春樹、吉本ばなな、児童文学や絵本まで、「深くて面白い本」二十冊をテーマごとに読み解く。縦横無尽に語り下ろした晩年の貴重な書。
目次
1 私と“それ”
2 心の深み
3 内なる異性
4 心―おのれを超えるもの
著者等紹介
河合隼雄[カワイハヤオ]
1928‐2007。兵庫県生れ。京大理学部卒。京大教授。日本におけるユング派心理学の第一人者であり、臨床心理学者。文化功労者。文化庁長官を務める。独自の視点から日本の文化や社会、日本人の精神構造を考察し続け、物語世界にも造詣が深かった。著書は『昔話と日本人の心』(大佛次郎賞)『明恵 夢を生きる』(新潮学芸賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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