新潮文庫<br> 谷内六郎展覧会 〈秋〉

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新潮文庫
谷内六郎展覧会 〈秋〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 223p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101252063
  • NDC分類 723.1
  • Cコード C0171

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

103
本当に谷内さんの絵は眺めているだけで心が和みます。この本は谷内さんの週刊新潮の表紙を1年の季節ごとに5冊に分けたものでこれは9月から11月の分です。見る観点というか発想が面白く、「こおろぎのさわぎ」とか「ほおずきの電球」などという絵は見てても楽しくなります。2016/06/03

新地学@児童書病発動中

92
秋を主題にした谷内六郎氏の画集。どの作品も週刊新潮の表紙を飾った。1950年代後半から1970年代前半の作品が収められている。自分が生まれていない時代の絵であっても、胸が締め付けられるような郷愁を感じた。谷内さんの絵は、リアリズムを超えた内容を持っていて、ふっと夢の中に誘い込まれるようなところがある。例えば、89ページの「枯葉のバレー」では、枯葉がバレリーナになって、踊る姿が描かれている。子供の頃の懐かしい思い出と夢の世界が融合した幻想的な世界に、いつまでも浸っていたい気持ちになった。2017/10/10

chiru

14
谷内六郎さんの絵は、父が購読していた週刊新潮で見てわたしも、毎号楽しみにしてました。春夏秋冬の中で、一番好きなのは秋です。言葉にできないんだけど、心の奥に沁みいるような郷愁を感じます。★52017/10/30

あろは祭り

13
かつて『週刊新潮』の表紙を飾った、秋の画集。秋は彼女の好きな時季。都が紅に染まるころ。永観堂や光明寺、遍く山が燃え立つよう。握る手のひら熱かった。ページ一枚めくるごと、しんしん寒くなってきた。もう冬は貸してもらったよ(´∇`)ノ 2016/11/16

ikedama99

4
寝床で少しずつ読み進めた。12月直前に読了。初めて見る絵が大半だけど、なんとなく懐かしい感じもする。夏や春と違って、色調も落ち着いたものが多いし、郷愁を誘われるのもある。「湯気の夢」や「廃線の駅」、「遠い知らないところの天気予報沖の鳥島では風力6」・・などがよかった。これで、1年一回りおしまい。今夜からは「夢」を読もう。2014/11/29

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