内容説明
小学校低学年からの早期英語教育。譲歩に譲歩を重ねる外交。ポリティカリー・コレクトという「きれいごと」―すべて無駄!流暢な英語と豊かな教養は決して両立しないし、外交での謙虚さは弱みの裏返しとしか取られない。大切なのは、何はともあれ人間力。即ち力強い読解力を通して培われた論理的思考力や情緒力や教養力なのだ。一見正しい定説を、軽やかに覆す「週刊新潮」人気コラム。
目次
第1章 自分で決められない国(灰色の世界;イタリアの小さな村で ほか)
第2章 グローバリズムの欺瞞(冬の攻防;半人前国家 ほか)
第3章 人類の余りにもむなしい姿(私の奥の手;グローバル教育の行き着く先 ほか)
第4章 確固たる自信のない人(読書ほど得なことはない;蘇る昭和 ほか)
第5章 祖国のためにありがとう(頑張って下さい、ありがとう;巨人の国 ほか)
著者等紹介
藤原正彦[フジワラマサヒコ]
1943(昭和18)年、旧満州新京生れ。東京大学理学部数学科大学院修士課程修了。お茶の水女子大学名誉教授。’78年、数学者の視点から眺めた清新な留学記『若き数学者のアメリカ』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞、ユーモアと知性に根ざした独自の随筆スタイルを確立する。著書に『名著講義』(文藝春秋読者賞受賞)『孤愁 サウダーデ』(新田次郎との共著、ロドリゲス通事賞受賞)等。新田次郎と藤原ていの次男(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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