新潮文庫<br> 生きるための死に方

新潮文庫
生きるための死に方

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  • サイズ 文庫判/ページ数 311p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784101239125
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

死はいつか必ず訪れるものである。しかし地球上に何億の死があっても、古今の哲学や最新の科学を学び、他人の死にざまを見せられても、所詮は他人の死であり、一般論でしかない。人は結局自分の死を死ぬことしかできないのだ。だが、それだからこそ、人は死について考えざるを得ない。いま私たちに必要な「死」の準備とは何だろうか?各界の識者42人が様々な死の受けとめ方を綴る。

目次

「もう齢など忘れてしまって」 芹沢光治良
願わくは花のしたにて春死なん 高橋正雄
笑って死のうハンカチーフ 城夏子
人生は未完のまま終りを告げる 石垣綾子
「美しい女」実は死神 佐藤朔
齢80の居候 山室静
明治生まれの士族らしく 長谷川周重
役者行路 中村伸郎
生きているうちは死はこない 飯沢匡
赤色が象徴する「生」と「死」 岡本太郎
「ではお静かに…」といきたいが 戸川幸夫
遺言状を書く必要がなかった人 新藤兼人〔ほか〕

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