新潮文庫<br> 旅のつばくろ

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新潮文庫
旅のつばくろ

  • 沢木 耕太郎【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101235356
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

つばめのように自由に、気ままにこの日本を歩いてみたいーー。世界を歩き尽くしてきた著者の、はじめての旅は16歳の時、行き先は東北だった。それから歳も経験も重ねた今、同じ土地を歩き、変わりゆくこの国のかたちを見て何を思ったか。本州「北の端」龍飛崎、太宰治の生家を訪ねた五所川原、宮沢賢治の足跡を追った花巻、美景広がる軽井沢や兼六園などを歩いて綴った、追憶の旅エッセイ。

内容説明

つばめのように自由に、気ままにこの日本を歩いてみたい―。世界を歩き尽くしてきた著者の、はじめての旅は16歳の時、行き先は東北だった。それから歳も経験も重ねた今、同じ土地を歩き、変わりゆくこの国のかたちを見て何を思ったか。本州「北の端」龍飛崎、太宰治の生家を訪ねた五所川原、宮沢賢治の足跡を追った花巻ほか、美景広がる軽井沢や兼六園などを歩いて綴った、追憶の旅エッセイ。

目次

夢の旅
縁、というもの
贅沢の効用
近くても遠いところ
皮膚が変わる
絵馬の向こう側
朝日と夕日
点と線と面
がんばれ、宇都宮線!
心の華やぎ
終着駅
風の岬
なりつづける
人力飛行機
赤と青
最後の一瓶
ごめんなすって
太宰の座卓
初めての駅、初めての酒場
兼六園まで1〔ほか〕

著者等紹介

沢木耕太郎[サワキコウタロウ]
1947年、東京生れ。横浜国大卒業。『若き実力者たち』でルポライターとしてデビューし、’79年『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、’82年『一瞬の夏』で新田次郎文学賞、’85年『バーボン・ストリート』で講談社エッセイ賞を受賞。’86年から刊行が始まった『深夜特急』三部作では、’93年、JTB紀行文学賞を受賞した。’06年『凍』で講談社ノンフィクション賞を、’14年『キャパの十字架』で司馬遼太郎賞を、’23年『天路の旅人』で読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ふじさん

96
沢木耕太郎の初の国内旅のエッセイ。彼の旅の原点は16歳の東北一周旅行。自分が旅したことのある場所の話は、懐かしさいっぱい。又、彼の著作「凍」「檀」「春に散る」等に纏わる話は、改めて作品を思い返すきっかけとなった。太宰治の生家を訪ねた旅や宮沢賢治の足跡を訪ねた旅は、彼らの作品を彷彿させる楽しさを味わえた。彼の作家としての蘊蓄や多くの人々の出会いから生まれた数々の話は、どれも心を豊かに包んでくれた。旅でしか味わえない出会いや楽しさがあることを再認識させられた。 2023/12/19

kinkin

92
16歳のときに国鉄の安い切符で訪れた青森。そこで感じたこと、それから数十年後に訪れた青森のこと。 縁のこと、神社、登山家の山野井夫妻との交流、檀一雄や吉行淳之介のこと、高倉健との会話など他、旅や人とのエピソードで構成されている。巻末に書かれていた 以下抜粋「旅においても、他の多くくのことのようにネットで調べてから行動を起こすというのは、失敗することを過剰に恐れる現代の若者の傾向に見合っているように思える」考えてみれば若者でなくても行動を起こすときはまずネットで調べていつのころからか当たり前になっている。 2024/04/01

じいじ

84
沢木さんの旅エッセイは、とりわけ日本人観光客が団体を組んで行かない、否行けない土地なので面白いです。私ももう少し身体が頑丈なときでしたら、沢木さんのあとを追って、自分の足で歩いてみたいです。今作は「国内編」です。ここに登場する、沢木さんが自身で歩いた「地」は、80余年間、行ったことがない兼六園など、いくつもありました。どうも読むのが20年ほど遅かったようです。でも、沢木さんの軽妙な筆致で、存分に愉しませていただきました。2023/11/15

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

83
(2023-134)沢木さんの旅エッセイ。沢木さんの旅と言えばあの「深夜特急」を思い浮かべてしまうが、こちらはもっと小さな旅。特に観光地ということでなく、気の向くままに行く旅が良い。16歳の時に行った東北旅行を再び巡る旅が何度か出てくる。多感な少年時代と今とではそこで感じることも違うだろう。自分も学生の頃にあちこち貧乏旅行をしたが、今またそこを訪れたらどのような気持ちになるだろうか?そんな旅も良いなぁ。★★★★2023/11/10

69
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2023/12/post-b0c256.html 「旅のつばくろ」という言葉には、何だか哀愁があります。 子どもの頃聞いた「サーカス暮らし」の歌を思い出すからかもしれません。 著者初の「国内旅エッセイ」です。2023/12/26

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