新潮文庫<br> 246

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新潮文庫
246

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  • サイズ 文庫判/ページ数 576p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101235219
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

もしかしたら、『深夜特急』はかなりいい本になるかもしれない……。あの名作を完成させた一九八六年の日々を綴ったエッセイ。

もしかしたら、『深夜特急』はかなりいい本になるかもしれない……。のちの名作となる原稿を書きながら、本を読み、映画を観、ときどき酒を飲み、そして国道246号線沿いを歩きながら思考した日々。疲れを癒すのは、「オハナシ」をせがむ幼い娘と過ごす夜のひととき。産みの苦しみと喜びを交互に味わいながら疾走した一九八六年を、丁寧に切り取った日記エッセイが待望の文庫化。

内容説明

もしかしたら、『深夜特急』はかなりいい本になるかもしれない…。のちの名作となる原稿を書きながら、本を読み、映画を観、ときどき酒を飲み、そして国道246号線沿いを歩きつつ思考した日々。疲れを癒すのは、「オハナシ」をせがむ幼い娘と過ごす夜のひととき。産みの苦しみと喜びを交互に味わいながら疾走した一九八六年を、丁寧に切り取った日記エッセイが待望の文庫化。

目次

雪の手ざわり、死者の声
月の光、虚構の枷
花のざわめき、銀の幕
雨のしずく、蜜の味
夢の子犬、日々の泡
蛇の輝き、旅の果て
鼠の眠り、不意の時
消えたもの、消えなかったもの―少し長いあとがき

著者等紹介

沢木耕太郎[サワキコウタロウ]
1947(昭和22)年、東京生れ。横浜国大卒業。ほどなくルポライターとして出発し、鮮烈な感性と斬新な文体で注目を集める。’79年、『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、’82年に『一瞬の夏』で新田次郎文学賞、’85年に『バーボン・ストリート』で講談社エッセイ賞を受賞。’86年から刊行が始まった『深夜特急』三部作では、’93(平成5)年、JTB紀行文学賞を受賞した。’06年に『凍』で講談社ノンフィクション賞を、’14年に『キャパの十字架』で司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

525
その昔246沿いの学校に通い、居を構えていたわたしには、胸を鷲づかみにされるタイトル。同じ時期に同じ街に住み、同じ街で遊んでいたらしい。閑話休題。沢木さんのその交友関係に驚かされる。リアルタイムで見聞きしていたお名前や出来事をググりながらの読書となった。話題に登った本や映画には、わたしもぜひ触れてみたい。おしゃまな当時2歳だったお嬢さん、今ではとても可愛らしい声優さん&作家さんに成長されたようだ。期間にすればたった9ヶ月の日記エッセイであるが、昭和(文化)史としても読み応えある作品に仕上がっている。2021/09/08

じいじ

88
ノンフィクションとフィクション両面にわたって健筆を揮う、沢木さんの日常が丁寧に綴られた「日記」は、読み応えがあり面白いです。今作の本筋ではないだろうが、ところどころで顔を出す「パパは大好き」の愛娘がとにかく可愛いです。氏の子煩悩ぶりが、だんだんに氏の仕事にはかけがえのない存在だと思えてきた。2.5歳ながらも、急テンポでオシャマに成長していくのがよく分かります。パパを相手にサッカーボールを校庭の端まで休みなしに蹴るのは、テレビの「キャプテン翼」で習得した技とのことです。またまた「読みたい本」が増えそうです。2022/01/08

KAZOO

67
沢木耕太郎さんの本なので「246」という題名がついているので、この街道を最初から最後まで歩くか何かしていくのかと思いましたら、この街道を世田谷から都心に向けて歩くのでこのような題名になったのですね。今回は住居の近くのことを日記風に綴ったエッセイなので、比較的ご自分のことを多く書かれていて沢木さんがどのような人なのかが徐々にわかってきました。いい本だという気がしました。2015/05/27

びす男

63
手記を読み進めているうち、沢木耕太郎さんがいかに多くのセンスある言葉に囲まれているかを思い知らされる。同時に、「この言葉はいいな」と気づく沢木さんのアンテナの感度の高さも。ノンフィクション作家として何を目指すか。そもそも、ノンフィクション作家って何なんだろうか。沢木さんはずっと考え続けている。おそらく答えが出ないからこそ、彼は書き続けているのだろうと思う。2016/08/06

踊る猫

36
あまり素の部分を見せない沢木耕太郎が珍しく自分の生活を開陳してみせた日記。同業者の作品に対する目配りの効かせ方や、読書録や映画鑑賞録といった点で読み応えがある。書かれているのは至って平凡な日々なのだけれど、それをユーモラスに感じさせるのは娘との他愛もないやり取りが収録されているからかもしれない。愛くるしさが伝わって来るやり取りにこちらも目を細めてしまう。欲を言えばもっとゴシップを読みたかったのだけれど、それをやってしまわないのが沢木耕太郎という人の美点だとも思われるので痛し痒し。『深夜特急』を読みたくなる2019/01/02

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