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新潮文庫
やわらかな心をもつ - ぼくたちふたりの運・鈍・根

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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101228044
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0100

出版社内容情報

我々に最も必要なのはナイーブな精神とオリジナリティ、即ち〈やわらかな心〉だ。芸術・学問から教育問題まで率直自由に語り合う。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まふ

97
小澤氏、広中氏の対談。これまで小澤氏のいくつかの対談集を読んできたが、この書が最も内容充実していると感じた。小澤氏の飾らない言葉はいつものとおりであるが、この書では相手に「大親友」の広中氏を迎えたためか、他に見られない小澤氏の天衣無縫とでも言うべき自由な発言を楽しむことができた。時期が1976年、サンフランシスコ響常任指揮者の頃であり、ボストンの前の「新進気鋭」時代でもあったが、その後の「大家」になった彼の発言内容と同じで全くブレがなく、生き生きと人生を楽しむエネルギーに満ちている。⇒2024/09/18

まど

8
面白かった。ふたりともとってもかっこいい。ギラギラしてなくて、自由に楽しんで努力しているように見えるところがすごいと思った。教育について書かれていることが多く、1976年の対談だけど現在にも十分通じることが書かれていてよかった。2010/04/22

philadelphiro

5
このお二人が古い親友だということを知って、理由無く感激した。なんとなく、なるほどね〜と思わせるものがある。小澤さんはこれまで、いろんな人と対談している。広中さん、大江さん、武満さん、最近では村上さん、NHKの有働さん。全部読んだが小生は広中さんとの対談が一番好きだ。お互いに住む世界が違い、お互いの職業のことが理解不能のようでありながら、交流が続く。全く異業種で理解が不可能なお互いだが、ある部分では他人がとても入り込めないような深いつながりがあるようで、それがとても羨ましいと思う。これは二人が若く世間的に全2012/08/17

kskkz

5
対談集はよく読むのですがこれまで読んできたものと比べて本書は対話者の放つエネルギーがとてつもない!舞台が小澤さんの自宅というリラックスできる場所であることを差し引いてもこの対話量は驚き。しかもその中身がことごとく物事の本質を突いたモノ。面白くないわけがない。文中語られる父への思い・父から学んだこと (ジェラシーを殺せなど) の箇所が印象的。2011/05/31

ひと

4
まずは扉をめくって若かりし広中先生のイケメンぶりにビックリ! 1970年代半ばの対談にも関わらず、キャリア、国際化、教育、家族等、議論はエキサイティングでとても参考になった。ということは、40年近く経っても世の中の問題点は変わっていないということ。何とかせねば。それにしても、好きなことに打ち込んで成果を出してる人って魅力的だ。自分にとっては、何か成果を出すことよりも、それだけ熱中できるものを見出すことの方が難しそうだな・・・。2012/05/09

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