新潮文庫
たけしの面白科学者図鑑 地球も宇宙も謎だらけ!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101225364
  • NDC分類 450.4
  • Cコード C0195

出版社内容情報

生命の起源や宇宙創世について、最先端の研究者たちにたけしが聞く! 未知の世界が開ける面白サイエンストーク、地球&宇宙編。我々が暮らす地球には、解明されていない不思議がいっぱい。南極の厚い氷の下に生物はいる? 生命の起源の手がかりは深海にあった。宇宙はいくつも存在するってホント? そんな遠大な謎を解くため、極致から海の底まで地球のあらゆる場所を調査し、宇宙の果てを思考する研究者たち10人にたけしが出会った! 命の始まりや遥かな未来に思いを馳せる面白サイエンストーク、地球&宇宙編。

ビート たけし[ビート タケシ]

内容説明

我々が暮らす地球には、解明されていない不思議がいっぱい。南極の厚い氷の下に生物はいる?生命の起源の手がかりは深海にあった。宇宙はいくつも存在するってホント?そんな遠大な謎を解くため、極地から海の底まで地球のあらゆる場所を調査し、宇宙の果てを思考する研究者たち10人にたけしが出会った!命の始まりや遙かな未来に思いを馳せる超面白サイエンストーク、地球&宇宙編。

目次

01 宇宙理論 宇宙の謎を解く鍵はどこにある―村山斉
02 植物探検 幻の植物を求めてアジア奥地へ―荻巣樹徳
03 地球科学 もしも富士山の大噴火が起きたら―鎌田浩毅
04 宇宙エレベーター 「宇宙エレベーター」はもはや夢じゃない―石川洋二
05 地球微生物学 生命の起源、メタン菌って何だろう―高井研
06 菌類 菌を追いかけ北極から南極まで―星野保
07 辺境生物学―辺境に生きる極限生物を探して―長沼毅
08 アストロバイオロジー 生命誕生の秘密は宇宙にあった―山岸明彦
09 海洋動物 超小型カメラが明らかにする動物の神秘―佐藤克文
10 スノーボールアース 地球は凍った真っ白な星だった―田近英一

著者等紹介

ビートたけし[ビートタケシ]
1947(昭和22)年、東京・足立区生れ。浅草フランス座で芸人修業中に知り合ったきよしと漫才コンビ「ツービート」を結成、漫才ブームで一躍人気者となる。その後もソロとして、テレビやラジオの出演、映画や出版の世界などで活躍を続けている。映画監督・北野武としても世界的な名声を博す。’97(平成9)年には「HANA‐BI」でベネチア国際映画祭グランプリを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GAKU

46
科学者、研究者10人の方々と、たけしさんのサイエンストーク。生命の起源や宇宙の生命体、南極の厚い氷の下に生物がいる等々、生物の発生や生命に関する対談が特に興味深かった。それにしてもこの様なスペシャリストの方々と、それなりの対談が出来るたけしさんの博識さに、今回も驚かされました。 2022/02/21

トムトム

29
色々な専門家の人たちがたけしさんと対談。このシリーズはだいたい面白い!ほぼ全員の研究者さんの書いた本を読んだことがあったので、「あの人か~」と思いながら楽しく読みました。2021/06/10

taku

15
宇宙、地球、生命。小説じゃなくたって、現実には心惹かれるミステリーがある。研究は地道なものだけど、各分野のロマンを感じられる部分を上手く出した対談になっている。「研究者とはクリエイターなのです」いい言葉だね。このシリーズは適度な刺激で科学を楽しませてくれるよ。2019/06/18

Tomomi Yazaki

14
ある程度の知識はあるとは思うけど、内容を即座に理解し、専門家と対等に対談できるたけしの能力は凄いと思います。そして彼の「なぜ」は、まさに読者が知りたいことで、それを糸口に話はどんどん広がって行きます。中でも興味をひくのは生命の話。生命の定義はNASAが作ったそうです。なんでも、NASAの最終目的が、宇宙の生命を見つけることだとか。そしてそれが、太陽系内の土星や木星の衛星に絶対いると言い切る専門家。彼ら専門家が、なぜそこまで研究にのめり込めるのか。それは単に、面白いからに他ならないからでしょう。2021/11/02

Ryoichi Ito

6
現役バリバリの一流科学者10人のインタビュー。たけしの質問がすばらしい。こちらが聞きたいことを的確に質問する。書いたものと違い,核心を突く質問を受けた科学者は熱意をもって本音をどんどん語る。話題は物理系が4人,生物系が6人。ユニークな人ばかりでみな面白いが,最も面白かったのは荻巣樹徳さん。荻巣さんは1万5千種くらいの植物をパッと見て同定できるらしい。多くの新種を発見したプラントハンターだ。「植物が家族のように大切で,体の一部のような感じがしています」という。現代の牧野富太郎のような人だ。 2023/05/22

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