出版社内容情報
子供から老人までが熱狂する神楽、「荒神様有り」と記された不思議な不動産広告。神話を信じて卵を食べない町や、なぜか観光客が絶えない謎の町。出雲・石見・境港。旅するうちに見えてきたのは……。目に見えない存在を信じる暮らしや、伝統を支える持続可能な知恵、遠く東南アジアにまでつながる文化の〈地下茎〉だった。そして旅は、温かい涙が流れるクライマックスへ。『どこにでも神様』改題。
内容説明
子供から老人までが熱狂する神楽、「荒神様有り」と記された不思議な不動産広告。神話を信じて卵を食べない町や観光客がなぜか絶えない妖怪の町。出雲・石見・境港。旅するうちに見えてきたのは…目に見えない存在を信じる暮らしや、伝統を支える持続可能な知恵、遠く東南アジアにまでつながる文化の“地下茎”だった。そして旅は、温かい涙が流れるクライマックスへ。
目次
序章 スーパーから“異界”へ
第1章 出雲はバリ島である
第2章 “神社ガール”と出雲をめぐる
第3章 神様に会いたい
第4章 水木しげるロードの謎
第5章 「懐かしさ」の戦略
第6章 “出雲世界”とは何か
第7章 石見神楽は闇に輝く
第8章 神になり、鬼になり
著者等紹介
野村進[ノムラススム]
1956(昭和31)年東京生れ。ノンフィクションライター。拓殖大学国際学部教授。在日コリアンの世界を描いた『コリアン世界の旅』で大宅壮一ノンフィクション賞、講談社ノンフィクション賞受賞。『アジア 新しい物語』でアジア太平洋賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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こつ
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