出版社内容情報
孔子が生を受けた紀元前 6 世紀、言葉は古代文字で書かれていた。後世に編纂された『論語』との異同を多く含む当時の文字で読むと、何が見えるのか。能楽師の著者が、膨大な文字史料と、自身の稽古で得た身体感覚を手がかりに孔子に向き合ったとき、現れたのは「心(自由意思)」という新しい概念で、「命(運命/宿命)」に挑む人間の姿だった。これが、世界初のこころのマニュアル=論語の真の世界。
安田 登[ヤスダ ノボル]
著・文・その他
内容説明
孔子が生を受けた紀元前6世紀、言葉は古代文字で書かれていた。後世に編纂された『論語』との異同を多く含む当時の文字で読むと、何が見えるのか。能楽師の著者が、膨大な文字史料と、自身の稽古で得た身体感覚を手がかりに孔子に向き合ったとき、現れたのは「心(自由意思)」という新しい概念で、「命(運命/宿命)」に挑む人間の姿だった。これが、世界初のこころのマニュアル=論語の真の世界。
目次
序章 からだで読む『論語』
第1章 論語世界との新たな出会い
第2章 「命」の世界
第3章 孔子学団に入門する―「学」とは何か
第4章 「詩」―叙情世界に本質は宿る
第5章 「礼」―魔術とマニュアル
第6章 「心」―このまったく新しい世界
著者等紹介
安田登[ヤスダノボル]
1956(昭和31)年、千葉県銚子生れ。下掛宝生流能楽師。能のメソッドを使った作品の創作、演出、出演も行う。また、日本と中国の古典に描かれた“身体性”を読み直す試みも長年継続している。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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