新潮文庫
よしもと血風録―吉本興業社長・大崎洋物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 480p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101210919
  • NDC分類 779.067
  • Cコード C0176

出版社内容情報

吉本興業に入社した大﨑洋は、寝坊、遅刻とミス連発。ミスター吉本こと辣腕プロデューサー木村政雄氏と共に東京へ。漫才ブームで不眠不休の毎日に、突然の帰阪辞令。仕事も与えられぬまま、覗いた芸人養成所に彼らはいた。小汚い二人が輝いて見えた。やがて、彼らの快進撃が始まった! 昭和の終わりから現在まで、吉本興業の大躍進を描く傑作ノンフィクション。(『笑う奴ほどよく眠る』改題)

内容説明

吉本興業に入社した大崎洋は、寝坊、遅刻とミス連発。ミスター吉本こと辣腕プロデューサー木村政雄氏と共に東京へ。漫才ブームで不眠不休の毎日に、突然の帰阪辞令。仕事も与えられぬまま、覗いた芸人養成所に彼らはいた。小汚い二人が輝いて見えた。やがて、彼らの快進撃が始まった!昭和の終わりから現在まで、吉本興業の大躍進を描く傑作ノンフィクション。

目次

プロローグ 楽屋
第1章 難波大阪篇
第2章 疾走篇
第3章 疾風怒涛篇
第4章 漂流篇
第5章 死闘篇
エピローグ それから

著者等紹介

常松裕明[ツネマツヒロアキ]
1968(昭和43)年、福島県生れ。立教大学文学部教育学科卒業。風俗紙記者、月刊誌『噂の眞相』記者を経て2004(平成16)年よりフリーランスライターに。単行本の構成のほか、週刊誌、新聞、ムック等で芸能、スポーツ、メディア等の記事を取材、執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ホークス

34
1978〜2013年の実録。真偽はともかくスキャンダルも生々しく描かれている。入社直後の酷い状態から漫才ブームが始まり、芸人の地位向上等が進む。ここから血風録らしくなり、ダウンタウンの新しい笑いを世に出す中で、吉本の古い体質にぶつかる。寄席が最優先で徒弟制度に頼る伝統が強固だった。寄席を持つメリットデメリットは吉本の宿命と言える。新喜劇の改革や音楽ビジネスの話も興味深いが、創業家の絡んだ人事抗争は強烈だ。依存する者は支配されるシビアなビジネスの世界。裏切られても信じるという大崎氏の言葉が本当であって欲しい2018/08/16

T2y@

31
『しゃあないもんは、しゃあない。』東京から大阪。大阪から、また東京へ。諦観の姿勢でがむしゃらに取り組んだ前半期から、後半は、音楽・映像・出版業界と渡り合うコンテンツビジネスの世界へ。 テレビ、音楽業界に、良いようにやられて来た。その経験があるから、NetFlix、アマゾンと組んでいるのかな。紳助や、中田カウス騒動など、書けないことも多いだろうに、しっかりと触れている辺り、絆を感じ得ない。2017/10/24

苺畑序音

25
漫才ブーム・新喜劇再生・若き日のダウンタウン… そして島田紳助。面白く読めました。いらん子とか全然ダメとか表現されてるけど、大崎さん、かなり仕事しとるやん。2017/10/04

gtn

22
ダウンタウンと大崎会長は、ともに吉本を盛り立てようと戦った同志であり、極楽とんぼ加藤にはそんな人間関係も思いもなかった。「加藤の乱」もそれだけの話である。「専属エージェント契約」とか未練を残さず、己の発言に責任をもって、吉本とすっぱり縁を切ってもらいたい。2019/12/01

ライアン

19
吉本興業社長大崎さんの話。社長になる前から有名な方でしたが、自由な発想の人なんだな~と。結構赤裸々なことも書いてあって面白かった2019/01/04

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