新潮文庫<br> ザ・ロイヤルファミリー

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新潮文庫
ザ・ロイヤルファミリー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 619p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101206936
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

お前に一つだけ伝えておく。絶対に俺を裏切るな――。父を亡くし、空虚な心を持て余した税理士の栗須栄治はビギナーズラックで当てた馬券を縁に、人材派遣会社「ロイヤルヒューマン」のワンマン社長・山王耕造の秘書として働くことに。競馬に熱中し、〈ロイヤル〉の名を冠した馬の勝利を求める山王と共に有馬記念を目指し……。馬主一家の波瀾に満ちた20年間を描く長編。山本周五郎賞受賞作!

内容説明

お前に一つだけ伝えておく。絶対に俺を裏切るな―。父を亡くし、空虚な心を持て余した税理士の栗須栄治はビギナーズラックで当てた馬券を縁に、人材派遣会社「ロイヤルヒューマン」のワンマン社長・山王耕造の秘書として働くことに。競馬に熱中し、“ロイヤル”の名を冠した馬の勝利を求める山王と共に有馬記念を目指し…。馬主一家の波瀾に満ちた20年間を描く長編。山本周五郎賞受賞作!

著者等紹介

早見和真[ハヤミカズマサ]
1977(昭和52)年、神奈川県生れ。2008(平成20)年、『ひゃくはち』で作家デビュー。同作は映画化、コミック化されてベストセラーに。’15年、『イノセント・デイズ』で日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。’20(令和2)年、『店長がバカすぎて』で本屋大賞ノミネート、『ザ・ロイヤルファミリー』でJRA賞馬事文化賞・山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

293
馬主業は道楽だけでは無く、二律背反とする蠱惑的な魔性性を伴っているのですね。華々しい世界の裏には、重い苦しみの様な物もあるの。2部構成になっていて。通底して栗須栄治氏の目線で描かれるのですけれども。第一部はロイヤルホープ號と山王構造氏の、第二部はロイヤルファミリー號と中条耕一氏の、それぞれの話が描かれていてね。競走馬には競走人生が、馬主には馬主の生活と思いがありますし。それをじっくりと読ませますよ。筆力。レースにはどうしても勝ち負けが付き纏うのですけど、簡単には勝たせてくれないです。手に汗握るよ。2025/05/13

ふじさん

128
第33回山本周五郎賞受賞作。馬主・山王耕造一家の波瀾に満ちた20年間を描いた長編。馬券も買わないし、競馬場に縁がいない自分には縁のない物語だと思って読み始めたが、ローヤルホープとローヤルファミリーという馬の大ファンになっていた。これは、競馬小説であると同時に家族・父子の小説でもある。ふとした縁で人材派遣会社のワンマン社長・山王耕造の秘書となった栗須栄治の目線で語られる物語は、驚きの連続だ。競馬のシーンは迫力満点だし、読んでいるとなぜか泣けてくる。作家の登場人物への強い思いが、そうさせるのかもしれない。2023/09/05

ゴンゾウ@新潮部

116
親子2代に渡る馬主の物語でした。血統が重視される競走馬の世界をなぞり父から子へと受け継がれる継承のドラマにぐいぐい引き込まれました。 血統だけではなく、調教や騎手選び、レース選びまで綿密に設計され凌ぎを削る厳しい世界。山本周五郎賞受賞作に相応しい作品でした。【新潮文庫の100冊 2024】2024/06/28

かぷち

76
競馬小説といえばディック・フランシスが有名で、宮本輝の優駿に島田明宏辺りが頭に浮かぶが、令和の時代にお勧めしたいのが馳星周の黄金旅程と本作ザ・ロイヤルファミリーです。早見和真は店長がバカすぎて、イノセントデイズに続き3作目、どれも作風が違いすぎて捉えどころのない作家さんという印象(良い意味で)。20年に渡る家族の、そして延々と繋がるサラブレッドの血のドラマを堪能できる山本周五郎賞受賞作です。もっと沢山の人に手に取って欲しい本。2023/03/25

fwhd8325

75
競馬には詳しくないのですが、ダービーや有馬記念などの大レースくらいは知っています。そしてそのレースがどんな意味を持つかも。それくらいの知識でしかない私にもこの物語が突き刺さりました。確かに文庫で600ページを超える大作ですが、物語がどんどん広がりを見せて、スケールの大きさを感じます。競走馬が血統によってその価値を誇っているのと同じように、登場人物たちの因縁めいた関わりも面白い。2025/02/16

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