新潮文庫<br> あの夏の正解

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新潮文庫
あの夏の正解

  • 早見 和真【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101206929
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0195

出版社内容情報

2020年、新型コロナ感染拡大により春のセンバツに続いて夏の甲子園も中止。愛媛県の済美と石川県の星稜、強豪2校に密着した元高校球児の作家は、選手と指導者に向き合い、〝甲子園のない夏〟の意味を問い続けた。退部の意思を打ち明けた3年生、迷いを吐露する監督。彼らは何を思い、どう行動したのか。パンデミックに翻弄され、日常を奪われたすべての人に送る希望のノンフィクション。

内容説明

2020年、新型コロナ感染拡大により春のセンバツに続いて夏の甲子園も中止。愛媛県の済美と石川県の星稜、強豪2校に密着した元高校球児の作家は、選手と指導者に向き合い、“甲子園のない夏”の意味を問い続けた。退部の意思を打ち明けた3年生、迷いを吐露する監督。彼らは何を思い、どう行動したのか。パンデミックに翻弄され、日常を奪われたすべての人に送る希望のノンフィクション。

目次

プロローグ 二〇二〇年の夏がどんな夏だったのか、教えてほしい
第1章 高校野球って甲子園がすべてなのかな?
第2章 君たちを支えるものは何?
第3章 なぜ辞めずに最後まで続けるの?
第4章 本気で野球をやる先に何がある?
第5章 このまま終わっちゃうの?
第6章 「もの悲しさ」の正体は何?
第7章 最後に泣けた?笑えた?
エピローグ 「あの夏」がどういったものだったのかを教えてください
追章 いま振り返って、「あの夏」はどんな夏でしたか?(文庫書き下ろし)

著者等紹介

早見和真[ハヤミカズマサ]
1977(昭和52)年、神奈川県生れ。2008(平成20)年、『ひゃくはち』で作家デビュー。同作は映画化、コミック化されてベストセラーに。’15年、『イノセント・デイズ』で日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。’20年、『店長がバカすぎて』で本屋大賞ノミネート、『ザ・ロイヤルファミリー』でJRA賞馬事文化賞・山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ケイ

106
作者は桐蔭高校野球部出身。彼が3年になる年の1月に阪神・淡路大震災があった。夏の甲子園の開催を危惧しながら野球の練習をしていた彼は、結局その夏の甲子園をベンチですごした。その作者が、コロナ禍が始まった2020年の夏の開催されなかった甲子園について思い、石川の星稜高校と愛媛の済美高校を取材したもの。星稜高校は県内大会の決勝で負けたが、甲子園で行われる限られた数の試合のひとつに出場できた。ググって知った星稜の内山くんのその後に安堵した。彼らの声とともに、圧倒的に強かった履正社の生徒たちの声も聞きたかったな。2023/12/10

68
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2023/08/post-9f875c.html 今年は元通りの形で、大会がスタートしました。2023/08/07

ぼっちゃん

58
2020年コロナ禍により夏の甲子園が中止となり愛媛済美高校、石川星稜高校の選手、監督に取材したノンフィクション。甲子園出場と関係がない代替大会であれば部を辞め次のステージを目指そうとする部員、また勝利にこだわらず、3年生中心にメンバーを組む方が良いのかなど葛藤がよくわかる。控え選手、レギュラー選手、指導者それぞれの立場が違うので、一人一人がで正解は何だったのか見つけるしかないのだろうな。2023/03/26

綾@新潮部

46
ノンフィクション。コロナ禍の2020年、春のセンバツも夏の甲子園も中止が決定された。愛媛の済美、石川の星稜の監督と野球部員たちはどう思い、どう行動したのか……を野球強豪校の野球部に所属していた早見和真さんがインタビューしている。野球部員たちの考えていること、発した言葉に驚きもあった。ただTVを観て応援しているだけの自分などはやはり「かわいそう」という思いがどこかにあったが、そうは思わないでほしいという部員たちの言葉はやはり大人だ。甲子園交流試合での球児たちの笑顔の理由もやっとわかった気がする。良書。2022/12/07

カブ

46
2020年、新型コロナ感染症の感染拡大によって中止となった、春と夏の甲子園大会。愛媛県の済美高校と石川県の星稜高校の野球部に密着したノンフィクション。自分たちではどうしようもない状況に高校球児たちはどう向き合ったのか。大人たちは彼らをどう導くのか。後に振り返るための記録。 2022/07/16

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