出版社内容情報
消費税増税が幾度もの政変に晒されながら潰えなかったのはなぜか。歴史的改革の舞台裏を綿密な取材で検証する緊迫のドキュメント。
人気絶頂の自民党・小泉首相が封印した消費税増税は、なぜ10年の歳月を経て民主党・野田政権で法案成立にいたったか。リーマン・ショックや東日本大震災で火が消えかけながらも、執念深く実現を目指した政治家たちの姿。容赦ない権力闘争、虚々実々の駆け引き、そして死屍累々たる舞台裏の光景……歴史的改革の現場を綿密な取材によって描いた緊迫のインサイド・ドキュメント。
内容説明
人気絶頂の自民党・小泉首相が封印した消費税増税は、なぜ10年の歳月を経て民主党・野田政権で法案成立にいたったか。リーマン・ショックや東日本大震災で火が消えかけながらも、執念深く実現を目指した政治家たちの姿。容赦ない権力闘争、虚々実々の駆け引き、そして死屍累々たる舞台裏の光景…歴史的改革の現場を綿密な取材によって描いた緊迫のインサイド・ドキュメント。
目次
序章 アベノミクスと消費税 暗闘の一千日
第1章 「俺は上げない」小泉純一郎の直感
第2章 福田康夫と麻生太郎の「静かなる転換」
第3章 与謝野馨の深慮遠謀「附則第104条」
第4章 菅直人の蛮勇と3・11後の「成案」
第5章 「どじょう宰相」野田佳彦の不退転
第6章 谷垣禎一「近いうち解散」の結末
著者等紹介
清水真人[シミズマサト]
1964(昭和39)年、京都府生まれ。東京大学法学部卒業後、日本経済新聞社に入社。政治部(首相官邸、自民党、公明党、外務省などを担当)、経済部(大蔵省などを担当)、ジュネーブ支局長を経て、2004(平成16)年より経済解説部編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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